ザ・グリード

Deep Rising
「ザ・グリード」が恐怖映画だったとはっ。でも面白かったから許す。
ザ・グリード

登場人物が一癖も二癖もある怪しいやつばかり。まともな人間がいない。けどまともな人間などいらない。こういう設定大好き。
で、怖い。暇つぶしに適当に観るモンスター映画と思っていたのに、これほんとに良く出来てます。怖くて、そして面白いです。さらに、いわゆる、ちょっと名作です。
単なるB級映画と思ったらおおまちがいでっせ。いや、単なるB級映画でもめっちゃ面白いからそれでいい。

1999.04.20

というわけで古いメモから「ザ・グリード」をお届けしました。
で、あまり覚えてないんですよ。もう一度観たいんですがわりと幻の名作になりつつあるようです。あまり見かけません。「グリード」という全然違う映画は見かけるのですが。

Amazonでもプレミア中古しかないのですね。

2010.07.08

どうしてももう一度観たくなってDVDを手に入れて観ました。

ザ・グリード DVD cover art

ひさしぶりに観たので内容をほとんど覚えておらず、その分随分楽しめました。
・・・・それにしても劇場で観たとき、いったいどこを怖がったんでしょう。慣れてなかったのかな。どちらかというと痛快ムービーじゃありませんか。今観たら怖くも何ともありません。
印象ってわかりませんね。あるいは、映画の表現が年を追うごとに派手になってきてエグい表現に我々が不感症になってきているのでしょうか。

というわけで、内容は豪華客船を深海の怪獣が襲ってきて戦ったりあたふたしたりします。大作なのかB級映画なのか、怖い映画なのか笑える映画なのか、本気なのか冗談なのか、王道なのか奇を衒っているのか、いろいろとわけがわからない詰め込み系映画でして、歴史に彼方に葬ってしまうにはあまりにも惜しい逸品です。ラストの捻り&もう一捻りも小憎たらしいほどで、これやっぱり好きな人は好きだろうなあと思わないでおれません。

2011.10.08

 

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