ミシシッピー・バーニング
1964年に起きた行方不明事件を基にした社会派サスペンス。捜査する二人組のFBI捜査官。阻むのは根強い人種差別と田舎の排他性。
1964年に起きた行方不明事件を基にした社会派サスペンス。捜査する二人組のFBI捜査官。阻むのは根強い人種差別と田舎の排他性。
1996年にアルジェリアで起きた事件を元に映画化された、8人のフランス人修道士の物語。美しく気高い2010年度カンヌ国際映画祭グランプリ作品。
アレハンドロ・アメナバールの歴史大作「Agora」、日本ではどうなったんだよー、って思っていたら「アレクサンドリア」という邦題で紹介されていました。
ベルンハルト・シュリンクの小説「朗読者」の映画化。15歳少年と21歳年上女性の恋と読書と国家と運命。危うい物語をぎりぎりに描いたことを天晴れとみるか中途半端とみるか、そこは見る人の個人観によります。
ナイロビの英国外交官は暢気者。その妻は精力的な慈善活動家。冒頭、妻が死亡。外交官驚き嘆く。そして彼は妻の軌跡を追う。彼女は何をしていて何故に死んだのか。「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス2005年の名作をご覧あれ。
イラン出身のマルジャン・サトラピが自らの自伝的原作を映画化した長編アニメーション。
ナチ占領下の北フランスが舞台。二児の母で戦地の夫を持つマリーが行った仕事と顛末。
シチリア州バーリアを舞台に時代を駆け抜ける男の半生。時代、人生、家族、社会、故郷。ジュゼッペ・トルナトーレが渾身の思いで綴る一大走馬燈物語。「シチリア!シチリア!」2009年。
1950年のイギリス。主婦ヴェラ・ドレイクはやさしくて勤勉で献身的。家政婦として働き、年寄りの面倒を見、困った人がいれば助けます。
1988年の実話を元に映画化されたセクシャルハラスメント訴訟を起こす女性のドラマ。暴力亭主から逃れて故郷ミネソタに移り炭鉱労働者となるジョージー(シャーリーズ・セロン)が男社会の職場で受ける屈辱。
アパルトヘイト体制の下、終身刑を受けていたネルソン・マンデラの監視する任務に就くことになった南アフリカ政府の刑務官ジェイムズ・グレゴリーの記録。
実直な巡査の竹田(菅田俊)が刑事に選抜昇任、面倒を見てもらった上司のために裏の仕事も引き受けるようになり、徐々に警察組織に染まっていく。警察の実態を数々の実例を元に真正面から描いた社会派ドラマ。
実話に基づいた原作の映画化。オーストラリアの「未開人アボリジニを白人社会に適応させるため」の混血児隔離同化政策によって引き離される母と子。さらわれた3姉妹が収容されたのは2400km離れた場所にある息苦しい寄宿舎。よし脱走よっ。
ベストセラー「ファストフードが世界を食いつくす」のエリック・シュローサーが自書を原案に脚本化、アメリカの食のビジネスに潜む問題点を群像劇として描いたドラマ。
メキシコ経由で米国入国を目指す少女サイラと叔父と父親。方やギャングの一員でちょっと軟派な少年カスペルことウィリー。両者が出会うのは米国行きの詰め込み列車の屋根であった。