バージニア その町の秘密
シングルマザーのバージニア(ジェニファー・コネリー)は息子と二人暮らしで奇行が目立つ変わった女性です。閉鎖的な海辺の街で暮らす母親と息子のアンチ・ホームドラマ
シングルマザーのバージニア(ジェニファー・コネリー)は息子と二人暮らしで奇行が目立つ変わった女性です。閉鎖的な海辺の街で暮らす母親と息子のアンチ・ホームドラマ
感染者にしか見えない「それ」がじわじわと追ってくるという悪夢っぽいホラー要素に性と青春要素を絡めた現代的なニュータイプ青春ホラー映画にて大ヒットの2014年「イット・フォローズ」で甘酸っぱい恋と恐怖をご堪能。
POVの技法を用いた若手ホラー監督たちの競作。メインストーリーの中で次々に再生されるVHSテープの短編というユニークな方式の本作はオムニバスというよりアンソロジーの装い。若さと勢いに満ちた監督たちの力作。
ジャンル映画へのチャレンジ、ホラーと青春ラブロマンスの完全融合「モンスター 変身する美女」は傷心の男と不思議女子によるイタリア湯けむり恋の逃避行。
結婚五年目の記念日、旦那が家に戻ると争ったあとがあり妻がいない。旦那真っ青。警察を呼びます。失踪と事件の両面から捜査する警察、騒ぐマスコミ。ギリアン・フリンの同名小説を本人が脚本化、デヴィッド・フィンチャーが監督、ベン・アフレックとロザムンド・パイクが夫婦役の2014年傑作ミステリー。
1983年に勃発したスーダン内戦による難民の物語。スーダンからケニアの難民キャンプまで旅をした少年たちがやがて難民を受け入れ移住させる計画を実施していたアメリカに渡ります。「ぼくたちのムッシュ・ラザール」のフィリップ・ファラルドーが監督。
ありそうでなかった斬新特殊な切り口のバイオレンス映画「ブルー・リベンジ」を観た後は、新しさとは何か恐怖とは何か才能とは何かそして友達って何だろうとあれこれ渦巻いて予期せず良い映画観た心底いいの観たほんと良かったとわりと絶賛。
インディーズに近い製作で原点回帰というか初心に帰ってというか久々のM・ナイト・シャマランによるオリジナルスリラー映画が突然公開されるってことで、取りいそぎもちろん観に出かけます。会ったことのない祖父母のおうちに遊びに行く姉弟のお話。これ最高っ。
長く公開を待ち望んでいたテリー・ギリアム「The Zero Theorem」が突然「ゼロの未来」という邦題で公開されることになりまして焦りました。
過去の諜報活動に絡む秘密を描いたクライムサスペンスでありますが、作品の趣は過去の因縁やそれにまつわる葛藤を中心に据えており、比較的渋い仕上がりで見応えのあるドラマ系スリラー。
サム・ライミ降板以降の「スパイダーマン」新シリーズのパート2です。1はおもろかったですよねえ。1は。
デビュー間もない頃から才能を発揮しまくっていたウェス・アンダーソン監督の長編三作目にあたる2001年「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」観ました。かつて天才ファミリーと脚光を浴びながらその後崩壊してしまった家族、20年後にまた家族としてやりなおそうではないかと策略を練る父親です。言うことなし。とことん面白い。
「アナザー・プラネット」で注目のブリット・マーリングの新作が環境テロと企業の話と聞いて大いにわくわくしていた「ザ・イースト」は悪くはないが期待しすぎは火傷の元。
洪水伝説でお馴染み、聖書に出てくるノアを新解釈で映画化するというのはダーレン・アロノフスキーの若い頃のネタで悲願だったのだとか。で、やっちまったぜぼくらのダーレン・アロノフスキー。
ポン・ジュノ監督がフランスの人気コミックを原作としたSF娯楽大作をハリウッドのビジネスとして作るという、まるで信用ならないこの映画、見もせずに決めてかかってはいけません。相当な面白さでポン・ジュノやっぱり天才。