その手に触れるまで
ダルデンヌ兄弟の新作「その他に触れるまで」でがっつんがっつん見せつけられるのは見たままのそれ。
ダルデンヌ兄弟の新作「その他に触れるまで」でがっつんがっつん見せつけられるのは見たままのそれ。
一風変わった学園もの映画「スクールズ・アウト」は何を描こうとしたのか
ソリッド・シチュエーション・マカロニ・ハイテクカー・砂漠で母の孤独な戦い映画2016年「ロックダウン」です。ハイテクカーに子供を乗せたまま外に出たらうっかりロックがかかってしまい手も足も出ません。
「ともしび」はアンドレア・パラオロ監督によるシャーロット・ランプリングがひたすら辛そうな日々を送る辛い映画。説明不足すぎて戸惑う人もいるかもしれませんが結構壮絶で、謎解きのネタバレ含む映画感想です。
「主戦場」は安易に想像していたのと違って知的でロジカルでドラマチックでミステリアスで面白さと知性に満ちた傑作ドキュメンタリー映画でこれは所謂必見系の外してはならない映画の一つ。
アキ・カウリスマキが「ル・アーヴルの靴みがき」の次に世に出した「希望のかなた」はいろんな意味で「ル・アーヴル」と対をなす気軽で楽しく、そして儚(はかな)い映画。
世界で最も油断できない監督の一人、クリスティアン・ムンジウ監督の2016年「エリザのために」がいよいよ公開されました。絶対的価値観の相違に目眩を起こすゼネレーション地獄。
マノエル・ド・オリヴェイラ監督2001年の「家路」という宇宙的見地の偏執狂的批判的老人映画の極北。
ヴェルナー・ヘルツォーク監督1974年の「カスパー・ハウザーの謎」がリマスター発売され飛びつきます。19世紀ドイツの謎、身元不明の野生児カスパー・ハウザーを描いた映画ですが、ヘルツォークがこの実話をどのように映画作品としたのかに興味ありました。
マイケル・ムーア2015年の話題作「世界侵略のススメ」は各国の良い部分を盗んで米国に持ち帰ろうというコンセプトで諸外国の羨ましい良いところをまとめて紹介する“痛快かつ深刻な世界まるごといいとこレポート我が身を省みて絶望と希望の混濁に泣いて笑ってドキュメンタリー”の快作。
ジャコ・ヴァン・ドルマルの新作映画「神様メール」は神様の娘が6人の使徒を探し出し新たな新約聖書を作ろうとする物語。ちびっ子ファンタジックコメディで垢抜けたジャコの素敵な一品。
「戦場でワルツを」のアリ・フォルマン監督が「惑星ソラリス」の原作でも名高いスタニスワフ・レムの原作を映画化。実写とアニメで描く幻想SF。
トルコの小さな村で起きるゴミ処理場を巡る問題を5年間にわたり撮影したというファティ・アキン渾身の告発ドキュメンタリー。
シングルマザーのバージニア(ジェニファー・コネリー)は息子と二人暮らしで奇行が目立つ変わった女性です。閉鎖的な海辺の街で暮らす母親と息子のアンチ・ホームドラマ
ありそうでなかった斬新特殊な切り口のバイオレンス映画「ブルー・リベンジ」を観た後は、新しさとは何か恐怖とは何か才能とは何かそして友達って何だろうとあれこれ渦巻いて予期せず良い映画観た心底いいの観たほんと良かったとわりと絶賛。