一覧生成
79件の記事がありました

現在の並び: Default -
表示・非表示をコントロールできます

フレンチアルプスで起きたこと

Turist

美しいアルプスのリゾート地でバカンスの家族。ある父親の行動が妻の不信を生み、不審に弁明する言葉がさらなる不穏を呼び、夫婦の亀裂が他の家族にも影響を及ぼし、やがて楽しいバカンスが辛く気まずい状況に雪崩れていきます。絶妙な会話の応酬と映画構成の美学、ニュータイプシニカルファミリードラマ、リューベン・オストルンド監督「フレンチアルプスで起きたこと」の壮絶は奇跡か天才か。

"フレンチアルプスで起きたこと" の続きを読む

ヴェラの祈り

Izgnanie

「父、帰る」のアンドレイ・ズビャギンツェフ監督2007年の「ヴェラの祈り」は圧倒的映像美で綴る文芸状家族のドラマで緻密に描く孤独と愛の夫婦関係でなおかつビックリ仰天サイコスリラーでもあるという意欲作。

"ヴェラの祈り" の続きを読む

ジプシーのとき

Dom za vesanje

ジプシーが出演しジプシーの言語をも採用したことでも話題だったエミール・クストリッツァ1988年の「ジプシーのとき」はいろんな意味でジプシーブームの先駆けでクストリッツァ史的にも重要な起点となった特別な一本。

"ジプシーのとき" の続きを読む

サウルの息子

Saul fia

ハンガリーのネメシュ・ラースロー監督が描くホロコースト。同胞のユダヤ人をガス室に送り込むゾンダーコマンドという任務につく男の驚異的な二日間を描く斬新で衝撃的な特別な映画。

"サウルの息子" の続きを読む

消えた画 クメール・ルージュの真実

L'image manquante

1975年にカンボジアを掌握したポル・ポト率いるクメール・ルージュが行った大粛正。記録映像の多くが失われていることもあり、これを語るために犠牲者が葬られた土から作った人形を用いて歴史を描き出す映画です。

"消えた画 クメール・ルージュの真実" の続きを読む

我らの生活

La nostra vita

愛する妻エレナと二人の幼い息子を持つ現場監督クラウディオです。妻は三人目を妊娠中。陽気で頑張り屋でやや出鱈目なこの労働者の家族と労働のナチュラル系ドラマ。

"我らの生活" の続きを読む

フィッシュ・タンク

FISH TANK

労働者階級の団地に住む荒くれ少女ミアの物語です。昼間から酒を飲みだらしなく男を連れ込む母親、ミアと同じくらい言葉の汚い妹と暮らしています。貧乏地帯貧乏アパート澱んだ空気狭い世界、こんな世界はいやだこんな小汚い水槽の中で腐るのは厭だ。イギリスの不況系ピュア系少女の青春映画。

"フィッシュ・タンク" の続きを読む

昔々、アナトリアで

Bir zamanlar Anadolu'da

刑事検事に犯人警官穴掘り人に軍警察、むさ苦しい男たちがぞろぞろと車で荒野を移動しております。いや荒野でなくて畑や湧き水もありますが、不安感掻き立てる何もない小アジアの田舎の一角です。ここで何をしているかというと死体を探しているのです。

"昔々、アナトリアで" の続きを読む

天使の分け前

The Angels' Share

ケン・ローチ監督2012年の「天使の分け前」は、不良だけど気のいい兄ちゃんが懲罰的社会奉仕活動の中でウィスキーの魅力に触れ、テイスティングの才能に気づくという、そういうお話。軽いコメディでとてもいい感じ。

"天使の分け前" の続きを読む

ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~

Beasts of the Southern Wild

巨大な堤防によって隔絶された南部のバスタブ島に暮らす少女の物語です。
若手監督が良作を引っさげて業界を驚かせた貧困とファンタジーのちびっ子映画。

"ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~" の続きを読む

さすらいの女神たち

Tournée

フランスでかつて有名だったプロデューサーのジョアキム(マチュー・アマルリック)が今ではアメリカでニュー・バーレスクのショーをプロデュースしておりまして、その彼がショーガールたちを引き連れて祖国フランスでのツアーを開始しています。

"さすらいの女神たち" の続きを読む

クスクス粒の秘密

La graine et le mulet

移民が多く暮らす港町の港湾労働者として長年働いてきた61歳スリマーヌは、労働時間を半分に減らすか解雇と宣告されてしまいます。アラブ移民の家族の物語。これはすごい。これは凄いです。

"クスクス粒の秘密" の続きを読む

リアリティー

Reality

マッテオ・ガローネ監督による「リアリティー」はいったい何がどうリアリティなんでしょうか。ナポリの下町がリアリティですか。魚屋の父ちゃんもリアリティです。なんせリアリティ。

"リアリティー" の続きを読む

惑星ソラリス

Солярис

アンドレイ・タルコフスキーの名を世界にとどろかせた「惑星ソラリス」です。意思を持つ海が広がる惑星ソラリスの宇宙ステーションにやってきた科学者クリスが体験する摩訶不思議な出来事。
リマスター出ましたので記念に観ます。

"惑星ソラリス" の続きを読む

汚れなき祈り

După dealuri

孤児院で育った女性ふたり。ひとりは修道院に、もうひとりはドイツで過ごしていました。ドイツにいた彼女が修道院にやってきます。「いっしょにドイツ行こ」「あたしはここの暮らしがいいの」
「4ヶ月、3週と2日」のクリスティアン・ムンジウ監督が強烈な一発をかまします。

"汚れなき祈り" の続きを読む

愛、アムール

Amour

病に倒れた妻と介護する夫。ミヒャエル・ハネケ2012年の最新作は老夫婦の愛と介護の息詰まる映画。
夫ジョルジュをジャン=ルイ・トランティニャン、妻アンヌをエマニュエル・リヴァが演じます。
ある日病に倒れる妻、介護する夫の映画です。時々現れてやきもきする娘エヴァをイザベル・ユペールが演じます。淡々と強烈な愛そして孤独。

"愛、アムール" の続きを読む

籠の中の乙女

Κυνόδοντας

子供たちを家の敷地内に閉じ込めて世間から隔離し、両親の操作で独裁的偽常識を植え付け育て上げている家族のドラマ。怖くてギリギリ、面白くて異常、文芸的興奮に満ちた野心作にして21世紀の怪作。こういうもの凄い作品に時々出会えるから映画はやめられない。

"籠の中の乙女" の続きを読む

そして、私たちは愛に帰る

Auf der anderen Seite, Yaşamın kıyısında

ドイツで暮らすトルコ系の年老いた父と子、その父が囲う娼婦、トルコで政治活動に身を投じ、国を追われドイツに不法入国してくるその娼婦の娘、一文無しのその娘を匿うドイツ人女学生とその保守的な母親。
ドイツとトルコの社会情勢に影響を受ける3組の親と子の絡み合う物語。愛と喪失、死と再生の旅路。ファティ・アキン監督2007年の名作。

"そして、私たちは愛に帰る" の続きを読む

テイク・シェルター

Take Shelter

大災害による終末の恐怖に囚われた男の物語。悪夢は災害の予知なのか、精神疾患なのか。家族のためにシェルターを整備します。
完璧な脚本、見事な演技、圧倒的な完成度。大絶賛。こんなの知らなんだ。なんだこれは。

"テイク・シェルター" の続きを読む

パパは、出張中!

Otac na sluzbenom putu

ちょっとした政治批判の一言で収容所送りになった父親のことを「パパは出張中なのよ」と少年マリクに告げる母。
ちびっ子マリクが見つめる激動の数年間。両親と親族、暮らしと社会、世の中と戦後、思想と民族。恋と別れ。エミール・クストリッツァ85年の長編映画2作目。

"パパは、出張中!" の続きを読む

少年と自転車

Le gamin au vélo

社会と人間を描かせたらこの人たちの右に出るものがいないという、ジャン=ピエールとリュックのダルデンヌ兄弟、この巨匠兄弟監督の2011年新作はやっぱり受賞の「少年と自転車」です。揺さぶられてください。

"少年と自転車" の続きを読む

ポゼッション

Possession

美人妻アンナ(イザベル・アジャーニ)とその夫(サム・ニール)、変な愛人(ハインツ・ベネント)にその母親、ゲイ探偵に幼稚園の先生に怪しい連中、いろんな人が妄想と狂気に陥るホラーでスリラーでカルト的変な映画「ポゼッション」はポーランドのアンジェイ・ズラウスキー1981年の怪作。

"ポゼッション" の続きを読む

ツリー・オブ・ライフ

The Tree of Life

テレンス・マリック監督が放つ久々の作品はノスタルジック父と子マクロミクロコスモス信仰道徳生と死家族人生鬱々きらきら映像叙事詩。第64回カンヌ国際映画祭でパルムドール受賞。

"ツリー・オブ・ライフ" の続きを読む

サクリファイス

Offret

アンドレイ・タルコフスキーの遺作「サクリファイス」つまり犠牲です。世界の終わりと対峙する苦悩する男の物語。
どうしても見なければならないと思って、震災と同じ日の前日、この映画に挑みました。

"サクリファイス" の続きを読む

BIUTIFUL ビューティフル

Biutiful

移民や不法滞在者がひしめくバルセロナの一角で暮らす子持ち男ウスバル。仕事と家族。社会と人。父と子。苦悩と焦燥。絶望と当惑。継承と遺緒。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥがハビエル・バルデムを主演に迎えて描ききるひとりの男の複数なる生き方を示す映画。

"BIUTIFUL ビューティフル" の続きを読む

奇跡の海

Breaking the Waves

ラース・フォン・トリアーの放つ「黄金の心三部作」、というより「女優虐め三部作」とも呼びたくなるピュアでか弱い女性をいたぶり尽くす三部作のその一本目がこれ。奇跡の海。

"奇跡の海" の続きを読む

神々と男たち

Des hommes et des dieux

1996年にアルジェリアで起きた事件を元に映画化された、8人のフランス人修道士の物語。美しく気高い2010年度カンヌ国際映画祭グランプリ作品。

"神々と男たち" の続きを読む

フィリップ、きみを愛してる

I Love You Phillip Morris

詐欺師で脱獄王スティーヴン・ラッセルの実話をもとに作られたジム・キャリーとユアン・マクレガーの愛と刑務所の日々。

"フィリップ、きみを愛してる" の続きを読む

アンチクライスト

Antichrist

2009年のカンヌで物議を醸したラース・フォン・トリアーの怪作。セックスの最中に子を亡くした夫婦のショックと自責と恐怖と罪そして悪魔。

"アンチクライスト" の続きを読む

麦の穂をゆらす風

The Wind That Shakes the Barley

アイルランド独立戦争後の英愛条約を巡っての内戦を背景に、関わる人々や対立する兄弟を描いたケン・ローチの傑作。

"麦の穂をゆらす風" の続きを読む

イン・マイ・スキン

DANS MA PEAU

監督、脚本、製作、主演と全てをこなしたマリナ・ドゥ・ヴァンがお届けする年頃女性の心の襞。どろどろのぐちょぐちょ。苦悩、欲望、緊張、孤独、不安、狂気・・・。求めるものは救済か破滅か自己同一性の確保か。「イン・マイ・スキン」は油断できない映画。

"イン・マイ・スキン" の続きを読む

白いリボン

Das weiße Band

第一次世界大戦直前、北ドイツの小さな村で連続する不可解な事件と村の不穏を描くミヒャエル・ハネケ最新作にして大傑作。2009年第62回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の「白いリボン」がようやく順次地方公開。

"白いリボン" の続きを読む

10ミニッツ・オールダー: The Cello

Ten Minutes Older: The Cello

15人の巨匠監督による10分の短編映画を集めた2本のオムニバスのうちの一編「The Cello」

"10ミニッツ・オールダー: The Cello" の続きを読む

10ミニッツ・オールダー: The Trumpet

Ten Minutes Older: The Trumpet

15人の巨匠監督による10分の短編映画を集めた2本のオムニバスのうちの一編「The Trumpet」

"10ミニッツ・オールダー: The Trumpet" の続きを読む

ジョニー・マッド・ドッグ

Johnny Mad Dog

アフリカ各地で起きている内戦の現実を直視。戦場にかり出される少年兵たちをリアルに描き出す「現実突きつけ系」映画。

"ジョニー・マッド・ドッグ" の続きを読む

倫敦から来た男

A Londoni férfi

港の鉄道監視所で夜勤をする男マロワン(ミロスラヴ・クロボット)がある夜目撃する一つの事件。海に落ちた鞄をこそこそと持って帰るとそこには大金が。
目を見張る映像美と芸術的カメラワークで綴るサスペンスフルにしてとんでもなく凄い映画芸術の一つの到達点。

"倫敦から来た男" の続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク

Dancer in the Dark

60年代のアメリカのとある町。チェコからの移民セルマ(ビョーク)は息子と二人トレーラーで暮らし工場勤務でコツコツお金を貯めています。
言わずとしれたトリアー監督の大傑作。歌と踊りとむごたらしさはこちらです。

"ダンサー・イン・ザ・ダーク" の続きを読む

トラブル・イン・ハリウッド

What Just Happened

ハリウッドの映画製作者ベン(ロバート・デ・ニーロ)が仕事やプライベートのトラブルに翻弄される姿をコミカルに描く映画業界内幕ドラマ。

"トラブル・イン・ハリウッド" の続きを読む

ゴースト・ドッグ

Ghost Dog: The Way of the Samurai

侍への道。「葉隠(はがくれ)」を愛読し侍道に傾倒する殺し屋ゴースト・ドッグ(フォレスト・ウィテカー)とマフィアとの対決。

"ゴースト・ドッグ" の続きを読む

キッチン・ストーリー

Salmer fra kjøkkenet

スウェーデンのHFI(家庭調査協会)による独身男性の台所における行動パターンの調査。ベント・ハーメルがお届けするソリッド・シチュエーション・人情コメディの傑作。

"キッチン・ストーリー" の続きを読む