ブラウン・バニー

The Brown Bunny
「バッファロー66」でファンの心鷲掴みしたヴィンセント・ギャロ、今回は・・・
ブラウン・バニー

「バッファロー66」で一躍人気者にのし上がったヴィンセント・ギャロがアートっぽさに命を賭けてロードムービーを撮り上げましたか。蓋を開けてみれば「ブラウンバニー」は寝てしまう人続出。うーむ。気だるすぎてこれは皆の睡眠を誘ってもぜんぜん不思議じゃありません。時々はっとするシーンはあるものの、基本的にはアートっぽさも中途半端だし尖った部分もあまりない。第56回カンヌ国際映画祭では観客の間で賛否両論を巻き起こしたのだとか。映画評論家のロジャー・エバートは過激な性描写に対して「史上最悪の映画」と酷評。いや、さすがにそれは言い過ぎでしょう。本当に史上最悪ならもっと目立ちますよ。
監督が製作も脚本も出演も撮影も編集も衣装もメイクも音楽も担当するのが大体いかんのじゃないでしょうかね。歯止めがきかなくなりますからね。本人は気持ちいいでしょうけどね。

というわけで、この映画を否定したりけなしたりする気は全然ありませんが、個人的には「合わなかった」と正直に申し上げるしかありません。
どうもすいません。

2006.07.19

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