V/H/S ネクストレベル

V/H/S 2
POVの技法を用いたホラー監督たちの競作。メインストーリーの中で次々に再生されるVHSテープの短編というユニークな方式の「V/H/S」パート2。今回はベテラン監督も登場してパワーアップしてますか。
V/H/S ネクストレベル

そういえば「V/H/S」を三つとも観たので追々感想書いていこうと思っていて最初のだけ書いて後は忘れてたのでこなします。

V/H/S シンドローム」の好評を受け早速作られたパート2です。前回は若手監督たちの競作、今回はベテランも含まれている模様。どんなものでしょうか。
個人的な意見ですが、若さみなぎっていた前作のほうが好みです。パート2はスリラー色が影を潜め、ホラー要素が強くなりました。仕舞いにはSFホラーみたいなものまで登場、荒唐無稽で完成度は高いものの、面白味という点では前作に及びません。まあでも完成度は高いからいいか。こっちのほうが出来が良いとも言えますし、いろいろです。

以下、いつものようにデータベースサイトを参考に細かくメモしていきます。

Tape49

 監督:サイモン・バレット
脚本:サイモン・バレット
出演:ローレンス・マイケル・レヴィン, ケルシー・アボット

ビデオテープを次々に見ていくメインのストーリー。繋ぎの役割も果たすこの部分を今回はサイモン・バレットが担当しています。

PHASE I CLINICAL TRIALS

 監督:アダム・ウィンガード
脚本:サイモン・バレット
出演:アダム・ウィンガード, ハナ・ヒューズ, ジョン・T・ウッズ

医者のお願い事を聞いて左目の義眼にカメラを仕込みます。案の定、義眼カメラが見てはいけないものを映します。このPOV設定の無理矢理なことったら。でも意外と新鮮で新しい。いいアイデアです。これは一番気に入った話でした。美女も登場するし。完成度高いです。サイモン・バレットとアダム・ウィンガードのコンビ、最強ですね。

A RIDE IN THE PARK

 監督:エドゥアルド・サンチェス, グレッグ・ヘイル
脚本:ジェイミー・ナッシュ
出演:ジェイ・ソーンダーズ

冒頭は公園でサイクリングです。ヘルメットにつけたカメラが木々を抜ける疾走感を映し出しますね。そして血まみれの人がいるので助けようとすると噛まれます。ゾンビ系のお話でした。
「なんだゾンビか」と思ってしまうのも問題ありますが・・。で、今回のこれはゾンビ目線によるPOVというのが特徴ですね。それなりに面白いけど、やや新鮮みに欠けまして、後半はどうでもいいやって思いました。

SAFE HAVEN

 監督:ティモ・ジャイアント, ギャレス・ヒュー・エヴァンス
脚本:ティモ・ジャイアント, ギャレス・ヒュー・エヴァンス
出演:ファクリー・アルバー, オカ・アンタラ, アンドリュー・スライマン, ハナ・アル・ラシッド

新興宗教のネタです。怪しい教団へ取材に出向く一行。教祖にインタビューするシーンなんかとてもいいです。すごく完成度高くて、途中の展開もびっくり。途中までは「これすごい」「これすごい」と見ていましたが、最後のほうはもう大サービスのハチャメチャぶりで、短編であるのがもったいないほどです。でも実際短編ですから、ちょっとあまりにも無茶しすぎて散漫な印象を持ってしまいました。というか、ちょっとがっかりというか。短編であまり詰め込みすぎるのもどうかなと。ちょっと思いましたが。でもまあそこがいいとも言えますし。OKですか。ですね。

SLUMBER PARTY ALIEN ABDUCTION

 監督:ジェイソン・アイズナー
脚本:ジェイソン・アイズナー, ジョン・デイヴィース
出演:ライラン・ローガン, コーエン・キング

海辺ですか。両親が留守で、やんちゃ坊主どもがたくさん出てきて騒ぎます。そこに宇宙人が現れて襲いかかるという話です。
糞ガキどもはうざいだけだし、宇宙人襲来もドタバタの喧噪で何がどうなってんのかよくわからないし、話自体が面白くも何ともないし、凝った映像のつもりなのか映像がいちいち鬱陶しいし、これは本作の中で最低の出来映えだと思います。
ジェイソン・アイズナーは大傑作「ホーボー・ヴィズ・ショットガン」を撮った才人なのに、これにはがっかりです。短編が向いていないのかもしれないし、遊び半分で撮ったのかもしれません。

というわけで、ざっと見てきましたが、やはり前作のほうがバラエティに富んでて若さがみなぎっていて楽しめました。

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