ソナチネ

ソナチネ
暴力と沖縄。ファンの間で評価が高いバイオレンス作品。
ソナチネ

観ていそうで観ていない北野武映画。それじゃいかん、と評価の高い「ソナチネ」を今頃鑑賞。遅すぎた。あまりにも。
プロデューサー的には「その男、凶暴につき」の続編的位置づけで製作をはじめたらしいが、今となっては誰もそんなことを思っていず、北野武のバイオレンス映画のひとつの到達点と言われたりしています。
この後2001年「BROTHER」でより完成度を高めたのに「ソナチネに娯楽性を足しただけ」とか言われて、ファンにとっては「ソナチネ」は娯楽作品ではないのだろうか?と疑問がわき上がったりしますが、当時それほど圧倒的に支持された証拠でもあるんですね。

「その男、凶暴につき」をリアルタイムで観たときは、暴力の新しい描き方やクールなバイオレンスに驚いたものですが、随分あとになって再見したときは「はて。こんなものだったか」と思ってしまったことを思い出します。
つまりそれほど、後の映画に大きな影響を与えたということですね。斬新な技法がいつのまにか定型化してしまった一つの事例ではないかと思います。
もちろんそれでも後に定型化されたものとは一線を画するパワーがあるわけですが、真にそれを体感するにはやはり劇場公開時にリアルタイムで観ていないとね。

後に「BROTHER」で自ら完成度を高めたいくつもの映画的アイデアの原型が「ソナチネ」 には多く含まれていて、それらが荒削りであればこそのパワーを強く持っているのは確かだと感じます。

2010.02.07

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