その手に触れるまで
ダルデンヌ兄弟の新作「その他に触れるまで」でがっつんがっつん見せつけられるのは見たままのそれ。
ダルデンヌ兄弟の新作「その他に触れるまで」でがっつんがっつん見せつけられるのは見たままのそれ。
想田和弘監督「精神」から10年くらい経ての「精神」の完全続編「精神0」です。引退されることになった山本医師に再びカメラを向けます。
2019年の夏に公開していたポール・ダノ監督作品「ワイルドライフ」です。ポール・ダノって俳優じゃないの?俳優の夢である自分の映画、初監督作品です。
インドで迷子になったパキスタンのちびっ子に出会って面倒を見る羽目になった純粋男がその子を親の元へ届けようとする映画「バジュランギおじさんと、小さな迷子」の感想文をなぜ今書くか。もちろん、この映画がインドとパキスタンに関するハートフル映画だからです。
アーロン・エッカート主演の映画「ドクター・エクソシスト」は、やや添加物過多で混ぜすぎ注意のホラーおやつ。悪口は筆が乗るぜ。悪気はありませんけど褒めてはいません。
コリン・ミニハン監督・脚本によるスリラー「デーモン・インサイド」という印象の薄い放題が付いていますが「What Keeps You Alive」”生き続けるもの” という、これコリン・ミニハン久々に良作やってくれました。
「ウインド・リバー」は「ボーダー・ライン」の脚本を書いたテイラー・シェリダン監督・脚本によるネイティブアメリカン保留地での殺人に関する物語。
記憶にも新しい(かもしれない)オハイオ州クリーブランドの誘拐監禁事件を描いた映画です。感想があっちこっちに広がりまくります。
広場恐怖症で閉じこもっている姉と、姉に厳しく監視されている妹が住むアパートの一室。ある日玄関先で倒れている男を助け招き入れたことから始まる恐怖の時間。アレックス・デ・ラ・イグレシア製作のサイコ・スリラー。
待ってましたの「インシディアス」パート3、Chapter 3です。一部の人を虜にしている新たなエンタメホラーシリーズ、今回は前日譚的で邦題も「序章」と謳ってます。
新鋭カルロス・ベルムトの映画「マジカル・ガール」はオタク世代のニュータイプ・ノワールにして哀れを誘う踏み外し系人間模様にして新たなスパニッシュムービーの一つの境地。
1950年代のソ連を舞台にした連続殺人のミステリースリラー。子供が犠牲になる猟奇連続殺人事件と揉み消しにかかる国家権力、元孤児で国家保安省エリートのレオ(トム・ハーディ)が事件や国家に対峙します。トム・ロブ・スミス「チャ …
ファティ・アキンが三部作の最終章との位置づけで描くアルメニア人虐殺をベースにした旅の男の物語。5カ国に渡るロケ、フィルム撮影、7年にわたる歳月をかけて完成したという気合いの一本。
トルコの小さな村で起きるゴミ処理場を巡る問題を5年間にわたり撮影したというファティ・アキン渾身の告発ドキュメンタリー。
歴史学者の女性が幼い娘とふたりで船旅をします。飛行士である夫とインドで落ち合うためですが、いい機会だからゆっくり各地を回り知見を広めようとポルトガルから地中海の国々を巡るのです。
世界最高齢の映画監督マノエル・ド・オリヴィエラが放つ驚異の知性派ロードムービー「永遠(とわ)の語らい」を観て歴史の果てまで持って行かれ、腰が抜けました。