UNIT7 ユニット7 麻薬取締第七班

「UNIT7 ユニット7 麻薬取締第七班」は万博直前のセビリアを舞台にした刑事ドラマというかやくざの抗争劇みたいな映画で、成長期の大きな変化の中で時代の狭間にもがき翻弄される都市や人間たちを描きます。

チル・アウト!

2003年のスペイン映画「チル・アウト!」をうっかり観てよかった。売れないコメディアンと料理を教える奥さん、元舞台女優の姑と前科者でバーを経営する弟、へろへろの映画監督に家に帰りたくないプロデューサー、いろんな人たちがドタバタを繰り広げます。面白いです。これぞスパニッシュコメディ。

歌え! ジャニス・ジョプリンのように

上映中の「アスファルト」が天下無敵の大傑作だったので未見だったサミュエル・ベンシェトリ監督2003年の「歌え!ジャニス・ジョプリンのように」を慌てて観ます。

ローサのぬくもり

最近「スリーピング・ボイス」を撮ったベニト・サンブラノ監督の初長編映画1999年の「ローサのぬくもり」(Solas) です。都会の下町で一人暮らす女性と母親、近所の人のお話。

ゲルニカ

1937年、ゲルニカの空爆を扱った「ゲルニカ」はマリア・バルベルデをヒロインに据えた一所懸命の大作映画仕立て。本国スペインで2016年9月に公開されたばかりなのに日本で16年11月にリリース。公開はなかったもののこの速さは快挙。それだけで全部許せます。映画の出来?この際不問にします。

レッド・インフェルノ

「Vampyres」っていうこの映画、若干のエロスとホラーとスプラッターでできている最近ちょっと稀なとってもチセッツーな映画のひとつ。出来損ないなのに深読みをしてほしそうなストーリーに乗ってあげたくなる衝動に駆られます。よしネタバレ全開超分析にチャレンジだ。

スリーピング・ボイス 〜沈黙の叫び

フランコ独裁政権時代、内乱敗者の家族や恋人である女性たちが収監されたマドリードの刑務所についての告発的映画。「スリーピング・ボイス」は、当時の生き残りたちの取材を元に書かれたドゥルセ・チャコンの小説を原作に制作された歴史に向き合う力作。

刺さった男

失業中の広告屋ロベルトが仕事を無心するも冷たくあしらわれ傷つき、やがて遺跡発掘現場をうろちょろしているとトラブルで転落、即死は免れますがたいへんな事故となってしまいます。アレックス・デ・ラ・イグレシア監督2012年の「刺さった男」は人間の尊厳と愛を描くソリッド・シチュエーション・串刺し・アクシデント・悲喜劇。これ凄くいい。

ネスト(Musarañas)

広場恐怖症で閉じこもっている姉と、姉に厳しく監視されている妹が住むアパートの一室。ある日玄関先で倒れている男を助け招き入れたことから始まる恐怖の時間。アレックス・デ・ラ・イグレシア製作のサイコ・スリラー。

MAMA

精神状態の悪い父親が幼い姉妹を雪深い山小屋へ連れて行って放置、その後の娘たちがどう育ったか。新人アンディ・ムスキエティの短編をギレルモ・デル・トロが気に入り、製作総指揮で長編映画化したホラーファンタジー。

スリーピング・タイト 白肌の美女の異常な夜

ジャウマ・バラゲロ監督2011年の「スリーピング・タイト」は夜な夜な女性の部屋に忍び込む屈折した犯罪者を描くサイコスリラーで最大の気持ち悪さと同時に哀れと味わいをも堪能できる変態リトマス試験紙のような乙な作品。

天使が消えた街

イタリアで起きた英国人留学生殺人事件を映画化しようとする監督がイタリア入りして取材します。どのように映画化しよう。悶々とする映画監督の苦悩を描くマイケル・ウィンターボトム監督「天使が消えた街」は監督の私小説的作品。それと「イタリアは呼んでいる」の続きね。