アンフレンデッド

「アンフレンデッド」はもちろん劇場公開映画ですが、Macの画面だけで完結する世にも豪快な新発想POVで映画の常識を翻す SNS ホラーなる攻撃的作品。しかしその実シナリオに懲りまくったオーソドックスな会話劇でもあり完成度の高いプロットに観るものは引っ張られ手玉にとられ阿鼻叫喚の必須必見映画。

ナイトライト

「ナイトライト 死霊灯」という映画がありました。「ライト/オフ」とは関係ありません。志の高い映画であると強く感じます。感じますが志のところまで到達しているのかというと、それはどうでしょう。若者たちが夜の森で恐ろしい目に遭うというお話です。

サウルの息子

ハンガリーのネメシュ・ラースロー監督が描くホロコースト。同胞のユダヤ人をガス室に送り込むゾンダーコマンドという任務につく男の驚異的な二日間を描く斬新で衝撃的な特別な作品。

V/H/S ファイナル・インパクト

手持ちカメラ視点(POV)によるホラー系オムニバス「V/H/S」シリーズの三作目。「モンスター」のジャスティン・ベンソンとアーロン・ムーアヘッド、ジワジワ系監督ナチョ・ビガロンドが参加しているので観ないわけにはいかない本作ですが、パート3の悪夢にうなされる割とどうでもいい1本。

V/H/S ネクストレベル

POVの技法を用いたホラー監督たちの競作。メインストーリーの中で次々に再生されるVHSテープの短編というユニークな方式の「V/H/S」パート2。今回はベテラン監督も登場してパワーアップしてますか。

V/H/S シンドローム

POVの技法を用いた若手ホラー監督たちの競作。メインストーリーの中で次々に再生されるVHSテープの短編というユニークな方式の本作はオムニバスというよりアンソロジーの装い。若さと勢いに満ちた監督たちの力作。

ヴィジット

インディーズに近い製作で原点回帰というか初心に帰ってというか久々のM・ナイト・シャマランによるオリジナルスリラー映画が突然公開されるってことで、取りいそぎもちろん観に出かけます。会ったことのない祖父母のおうちに遊びに行く姉弟のお話。これ最高っ。

ラスト・エクソシズム2 悪魔の寵愛

「ラスト・エクソシズム」の続編、パート2です。近頃この手のパート2が立て続けに出ております。さてこの「ラスト・エクソシズム2」は完全に前作の続きです。ですが映画のテイストは全く異なります。なかなか挑戦的なパート2です。

ありふれた事件

犯罪者をカメラクルーが追うドキュメンタリー映画の体裁で綴る1992年ベルギーの異色作「ありふれた事件」は今観ても十分に衝撃的で斬新でユニーク。

[REC]3 ジェネシス

超面白い感染オカルトPOVの「REC」と「REC2」に引き続きのシリーズ3作目です。3作目ですがジャウマ・バラゲロ監督してませんし関係してません。お話は前作までと無関係な独立したお話で、しかもあろうことか今作POVじゃありません。これはどうしたことか。いろんな映画の悲惨だったパート3の悪夢がよぎります。これ観てもいいのか。本当に観ていいんですか。

トロール・ハンター

ノルウェーの山奥で密猟者を取材しようと意気込む3人の大学生。彼らが出会うのは熊ではなく・・・北欧の妖精トロールであった。なんとトロールは実在したのだっ。