ダークナイト

The Dark Knight
ノーラン版バットマンの2作目。
ダークナイト

評判通り面白かった「バットマンビギンズ」よりさらに評判がよい「ダークナイト」はヒーロー不在のシリアスバットマンで青少年の心を鷲掴み。

大金をかけて作り上げたゴッサム・シティの特撮、娯楽産業の英知を結集した娯楽性、ノーランの手を抜かない演出、ジョーカー演じるヒース・レジャーの凄みが、正義と悪が実質同じで互いに存在を補い合う社会的役割を担っているという教育的ストーリーと相まって見事な作品を作り上げました。ヒースの急逝もあり、本作はメジャー映画界で近年希な高評価を得ました。

正義と悪についての葛藤はヒーロー物が抱える永遠のテーマです。子供の頃に正義と悪の相互依存について学ぶことは非常に重要。
日本の我々世代は、かつてジャミラやノンマルトやペガッサで正義の胡散臭さに気づかされてきました。ああいうのを忘れずにいると正義というものの正体について考察する下地となります。

「ダークナイト」は正義の胡散臭さから一歩踏み込んで、システムとしての正義と悪の関係性を示しました。これは感情的な善悪についての考察よりもクールな切り口です。こういうテーマは下地としてヒーロー物の絶対正義を信じてきた子たちほど面白く感じることでしょう。

全然関係ない(いや関係なくはない)ですが、「ダークナイト」を観た後「アンブレイカブル」を観ると、ミスター・ガラスの言葉の重みがよく伝わるかもしれませんよ。

2009.01.31

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