The WAVE ウェイヴ
如何にしてファシズムが完成していくのかを緻密に描く。
如何にしてファシズムが完成していくのかを緻密に描く。
幼い頃に失明した女性が角膜手術を受け視力を取り戻して以降、どういうわけか死者の姿を見るようになります。
「黒猫・白猫」以来、エミール・クストリッツァ作品の音楽を担当していて、クストリッツァ本人がギタリストとして参加しているノー・スモーキング・オーケストラの、ツアーとメンバーを追った音楽ドキュメンタリー映画。
人里離れた古い持ち家を売却するために大掃除にやってきた父と娘、そして叔父さん。明日から作業だ、今日は寝ようということで寝ていましたら二階から物音が・・。屋敷に潜む何物かが襲ってくるホラーテイストスリラー。
生きたタイヤがころころ転がって動物や人を殺す不条理系コミカルスプラッター「Rubber」は、カンヌの監督週間にも出品され予告編だけで各方面の話題をかっさらった2010年の怪作。これ観ました。タイヤがころころ転がります。
「ルーム237」はスタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」についてマニアがあれこれ語るという映画です。
赤ちゃん映画であると同時にちびっ子映画であると同時に家族のドラマと同時に愛のドラマ、同時に社会をも描くリアリティと心の在処を描く人間描写とぶっ飛びファンタジーの完全融合、「Ricky リッキー」超おもろい。
レイ・チャールズ物語。
ジュリア・デュクルノー監督脚本作品「RAW 少女のめざめ」はソフトコアホラー少女青春映画の切なく洒落た新しい映画世界。
「きっと、うまくいく」のラージクマール・ヒラニ監督が同じくアーミル・カーンを主演に宗教をおちょくりまくり、同時に基本的な道徳心と愛の心を嫌味なく散りばめた映画を作りました。2014年「PK」が人気すぎてまだときどきどこかで公開しています。
セドリック・クラピッシュ監督2008年の「PARIS(パリ)」はパリで暮らすさまざまな人の日常を切り取る群像劇。ジュリエット・ビノシュ、ロマン・デュリス、メラニー・ロラン、ファブリス・ルキーニを始めいろんな映画でお馴染みの面々が一挙総出演。
「ハイテンション」のアレクサンドル・アジャ製作・脚本による地下駐車場OL閉じ込めホラー・サスペンス。
街の騒音が気に障って仕方がないデビッド(ティム・ロビンス)は、たまりかねて騒音の原因に対して破壊活動を行うのだった。
市民を撃ってしまったトラウマを抱える連邦麻薬捜査官、熱血漢警部補とコンビを組んで捜査を開始・・・・
ガソリンスタンドで財布を盗まれ、山道でいきなり銃撃され、逃げ惑ううちに森で道に迷い、もうどうすりゃいいの、と最悪の状況。正体不明の何者かに森で狙われるホラーテイストスリラー「NAKED マン・ハンティング」を行きがかり上、観ました。
孤独な老人が目撃する一つの事件。現実か、まぼろしか、老人呆けか、ホラーな技法で描いた老人文学映画の逸品。
人間をセイウチに改造する気違い博士にとっ捕まるというホラーコメディですが実話を元にしています。
夫との帰省途中に拉致される臨月の若奥さん。怪しい工場でひとり気がつくと赤ちゃんは取り出され消えているというとんでもない状態に。ここはどこ。私の赤ちゃんはどこ。
「マーターズ」「トールマン」のパスカル・ロジェ2004年のデビュー作。閉鎖されるゴシックホラー孤児院にやってきた美女アンナ。あんなことやこんなことがおこります。
精神状態の悪い父親が幼い姉妹を雪深い山小屋へ連れて行って放置、その後の娘たちがどう育ったか。新人アンディ・ムスキエティの短編をギレルモ・デル・トロが気に入り、製作総指揮で長編映画化したホラーファンタジー。
ギャスパー・ノエの新作は本気仕立ての愛の映画しかも3D。
いたるところに設置されている監視カメラに写った映像だけでドラマを組み立てた野心作。
雑誌LIFEの現像管理をしている地味な男が最終号を飾る写真のネガを探して奮闘するコミカルがんばり系旅の映画。1947年「虹を掴む男」のリメイクらしいです。
予期せぬ妊娠をしてしまった高校生の少女ジュノのコメディタッチ青春ドラマ。小品が口コミや賞レースで話題を呼び、7館スタートが2400館以上の大ヒットに。
養子に貰われた姉妹の挙動が悪魔憑きみたいでおかしいの。という映画「シスター」ですがおかしいのは映画全体です。でもOK。
近未来の田舎故郷を舞台にしたスペイン産情緒型ロボットSF。10年ぶりに雪深い故郷に呼び戻される科学者が、中断したままになっていた子供型ロボットの開発を続行します。
ポール・ヴァーホーベン監督がフランス映画を撮りました。ハリウッドでは演じる役者がいなかったというその役を世紀の大女優イザベル・ユペールが演じます。「ELLE」は恐怖の自宅で始まりほんわか墓場で終わる超絶なる逸品でこれぞ究極の女性映画。
コリン・ミニハン監督のSFホラー。わりとありきたり。
テリー・ギリアムの空想が暴走しまくります。モンティパイソン時代を彷彿とさせるシーンもたくさん。これは、この人あれですね、自分史みたいなつもりですね。これはもはやファンタジー私小説。
恋はだましあい。映画はトリック。気軽なキスが運命を変え、誰かの視線が危険な三角関係を追う。人の心を踏みにじり、転がり続ける物語、二転三転怒濤の展開にお口あんぐりラブ&サイコ・スリラー・メタフィクションの変作。
孤独に暮らす女性アグネスが、友人から紹介されたピーターと徐々に仲良くなっていきます。不思議な男ピーターは小さな虫に恐怖心を持っており、やがて虫に関する重大な秘密をアグネスに打ち明けます。
暴力とアメリカ。北野武監督2000年の「BROTHER」はロサンゼルスにやってきたやくざの物語。
未成年犯罪者「少年A」は青年となり刑期を終え、ソーシャルワーカーの指導の下、新しい土地で人生をやり直そうとしております。
アルファベットになぞらえた26組の監督による26編の「死」のオムニバス作品。 わずか5分でじっくり話を描いてる暇はありませんから、わーっとなってぎゃーってなるくらいが関の山です。あるいはシュールや不条理や混沌に逃げるとか …
元CIA工作員の父ちゃんは今では離婚されひとり暮らしの情けない暮らしぶり。父ちゃんにとって娘こそが唯一の宝物で人生を生きる意味。そんな娘が外国旅行。しかも誘拐。父ちゃんは立ち上がります。
フランスを代表する大物女優夢の共演。歌って踊る密室ミステリー。2002年のオゾン作品。
冒頭、銀行内で起きた銃乱射事件が映されます。そして71の断片が普通の人々を描き出すのです。ミヒャエル・ハネケ 1994年「71フラグメンツ」
公開されて以来ソフト化されたことがなかった「幻の」と言われていたダリオ・アルジェントの初期作品。リバイバル上映とDVD化が実現。
爆弾犯人に爆弾の在りかを吐かせるための尋問。ただし普通の尋問とは違って、ちょっとアンシンカブル(考えられない・受け入れ難い)な尋問です。
1987年、チャウシェスク大統領による独裁政権下のルーマニアではこういうことが違法であった。ある女性の一日。クリスティアン・ムンジウという監督を知るべきです。
精神病の心神喪失者を責任能力なしとして処罰せず、という刑法第三九条に対して問題定義しようとするサスペンス映画。
名匠フェルナンド・メイレレス監督作品なのに日本で未公開で全然知らなかった「360」は1920年の戯曲「輪舞」の映画化で各地の男女による会話劇からなる群像劇。
「30デイズ・ナイト」2007年のホラー映画。アラスカ州の北の果て、ここはある季節に30日間の極夜を迎えます。
ダニー・ボイルによる大ヒットブリティッシュホラー「28日後…」の続編。監督・脚本はスペイン出身のファン・カルロス・フレナディージョというひと。
軍による1年間の秘密冷凍保存実験被験者に選ばれた平均的アメリカ人ジョーと娼婦リタ、しかし目覚めると500年経っていた。
少女が麦畑で襲われ殺害されるというむごたらしい犯罪から23年が経ったある日、23年前と同じ場所で同じようなシチュエーションの少女失踪事件が起きます。
企画に惚れ込んだウィノナ・ライダーが製作と主演を買って出たという。精神療養施設での少女たちのお話。
フランソワ・オゾンがマリーヌ・ヴァクトを主演に青春映画作りました。17歳の誕生日を迎えたイザベルの秘密の仕事。
戦慄の少年犯罪にまつわる物語。揺れ動く16歳の心。
超常現象スポットを訪ねては謎を解明して暴くライターが挑むのは、とあるホテルの1408号室。