ステイ

Stay
精神科医サムが受け持つミステリアスな患者ヘンリーは自殺予告とともに姿をくらませる。
ステイ

「今年はこれを最後に映画を見るのをやめとこう」と覚悟を決めた一本。なぜこれが最後かというと、この年は大改装で忙しく映画を見ている場合ではなくなってきたのでありました。

で、「ステイ」ですが、未来を予言する患者と精神科医、幻想と妄想、精神あるあるの世界を描きます。ユアン・マクレガーとナオミ・ワッツという我らがアイドルが出演しているのに少しばかり力不足を感じた映画で、ゆらゆら揺らめき系の映画なんですけど破壊力に欠けるといいますか、内容に相応しいカルト的な魅力に届かないといいますか、狂気が足りないと言いますか、2005年に作られたわりにはちょっと古くさいというか、いまひとつ魅力に欠ける作品に感じました。

しかし製作者の方々の名誉のために申しますれば、これは我々の置かれた状況、即ちシステムキッチンや壁材の情報に埋もれて心ここにあらず、不動産売買における疲労困憊の経済状況、慣れない建築設計の図面の引きすぎなど雑多な事柄のため集中力が奪われ 映画にのめり込むことが出来なかったためかもしれないのです。

多分、それほど大した映画ではなかったかもしれませんが、もちろん駄作ではありませんし、良い出来ですよ。後世に残りにくいタイプかなと思いますが何でもかんでも後世に残る傑作ばかりでは面白くないし、いいと思うんです。やや投げやりな感想文ですがとりあえず今年はこの後、映画断ちするのでございます。皆様ごきげんよう。

2007.04.30

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