僕らのミライへ逆回転

Be Kind Rewind
冴えない男たちがホームビデオで名作映画をリメイク、レンタルビデオ店に並べます。
僕らのミライへ逆回転

場末のレンタルビデオ店、近所にはDVDを取り扱う立派な店もありますがこちらはビデオオンリーです。
ここで真面目に働く青年マイク(モス・デフ)の悪友で駄目人間ジェリー(ジャック・ブラック)が騒動を持ち込み、とある荒唐無稽なドタバタの果てに商品のビデオテープを駄目にしてしまいます。
どうしよう、よしこうしよう、ということでホームビデオ片手に名作映画のリメイクを適当に作り、客に貸し出します。
ゴーストバスターズや2001年など、有名タイトルをことごとくリメイク。これが楽しいったらないの。元の映画を知っていると、そのツボの押さえ方に感心します。

この手作りリメイクの部分が大きく取り上げられましたが、映画全体で言うと映画をリメイクするシーンは一部にすぎません。中心になるのはレンタルビデオ店そのもの、そこに集う駄目人間たち、さらにいうとビデオ店がある街そのもの、もっと言えばそれらが存在した時代というものを描きます。

下町のオンボロビデオ店をめぐる人情劇の一面あり、荒唐無稽なドタバタあり、映画愛に満ちたリメイク騒動ありと、いわゆる王道の人情コメディになっておりますね。

ミア・ファローやシガニー・ウィーバーも出演、こういうのに出演してると好感度上がりますよね。シガニー・ウィーバーという人は特に、ときどき妙な映画にちょい役で出演されています。興味深いです。

ジャック・ブラックといえば「スクール・オブ・ロック」ですが、個人的には「ナチョ・リブレ 覆面の神様」がかなりのツボ。でもいわゆるコメディ俳優の範疇じゃないですよね、この方。「キング・コング」でも比較的シリアスな役をやっていましたし、目つきが鋭く、いろんなタイプの演技が出来る人材なのでしょう。賛同者がいるかどうか自信ありませんが「時計じかけ」のアレックス君の目つきと似てるんですよねえ。

主人公たちがお手製作品を客に「スウェーデン製である(Sweded)」と偽ったため、Swededなる造語が流行し、動画サイトなどでも手作り偽リメイク映画がブームとなったそうです。

過ぎ去る時代への郷愁と文化に対する愛が詰まった軽いご都合主義人情喜劇。こういうのももちろんありですよね。

2009.03.31
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