ペーパーマン

イマジナリーフレンドものですが見えない友人を飼っているのはちびっ子じゃなくて作家のおじさんで、そのイマジナリーフレンドはキャプテン・エクセレントというヒーローです。2009年のハートフル系小品。

ブラック・ブレッド

スペイン映画の話題作「ブラック・ブレッド」をやっと観ました。内戦終了後のカタルニア地方を舞台に描くクライム系複雑ドラマ。個性的な作品です。

牡蠣工場

「牡蠣工場」の公開を制作中から楽しみにしていて、せっかくだから公開されたら撮影地となるべく近い街に旅行がてら出向いてそこで観るのだと決めていたのに具合の悪い時期と重なってしまい、しばらく後の地元京都での上映まで待たねばなりませんでした。

バグダッド・カフェ

ラスベガスにほど近い砂漠の寂れたモーテル、バグダッド・カフェを舞台に描く人情と友情とそして吹きすさぶ風。1987年の大ヒット映画「バグダッド・カフェ」はコメディ路線ながら人の心に沁みいる永遠の名作。

パパは、出張中!

ちょっとした政治批判の一言で収容所送りになった父親のことを「パパは出張中なのよ」と少年マリクに告げる母。
ちびっ子マリクが見つめる激動の数年間。両親と親族、暮らしと社会、世の中と戦後、思想と民族。恋と別れ。エミール・クストリッツァ85年の長編映画2作目。

100歳の少年と12通の手紙

白血病のオスカーは自分に気を遣ってばかりいる大人が気に入らない。そんな彼が乱暴な言葉遣いのローズと出会い、彼女だけを信用するようになる。
オスカーとローズの物語。

変態男

「変態男」という邦題を付けられたこの作品、オリジナルタイトルは「凡人」です。ホラーでもスプラッタでも色物系低品質映画でもありません。
ヨーロッパの新鋭監督による変な路線の良作を日本に紹介する変態箱シリーズ、その中でも「変態村」と並ぶ屈指の出来映え。

オレンジと太陽

ソーシャルワーカーのマーガレット・ハンフリーズがひょんなことから組織的に行われていた児童移民を知ることになり、調査を開始します。イギリスとオーストラリアに絡む政治的暗部についての実話ベースの作品。

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ

ジム・ジャームッシュ2013年新作映画は珍しくも吸血鬼のお話。でも「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」の吸血鬼は音楽家で文学者で哲学者で詩人のボヘミアンたち。文化と社会に言及し、洒落と知性に満ちた理想世界のファンタジーを見せてくれる最高の一本。

ストーカー(One Hour Photo)

大型スーパー内のD.P.Eショップに勤めるサイ・パリッシュ(ロビン・ウィリアムズ)は自分の仕事に誇りを持ちお客本意の接客を行う優良店員。でも孤独で思い込みの強い神経の張り詰めた男。

サクリファイス

アンドレイ・タルコフスキーの遺作「サクリファイス」つまり犠牲です。世界の終わりと対峙する苦悩する男の物語。
どうしても見なければならないと思って、震災と同じ日の前日にこれに挑みました。

アンジェリカの微笑み

マノエル・ド・オリヴェイラ監督2010年の「アンジェリカの微笑み」は小さな町で死者に魅せられた青年を描く幻想的な物語。彼が取り憑かれたのは美女なのか歴史なのか。

グランド・イリュージョン

イリュージョニストたちのグループが派手に振る舞うファンタジー系犯罪ジェットコースタームービーの「グランド・イリュージョン」はシリーズ物でこれが1であるという。

あるスキャンダルの覚え書き

底辺の子供たちが通うロンドン郊外のとある中学校に赴任してきた美人女教師シーバ(ケイト・ブランシェット)と、厳格な歴史教師で嫌われ者のオールド・ミス、バーバラ(ジュディ・デンチ)。

吸血鬼ノスフェラトゥ

ヘルツォーク監督リメイク版「ノスフェラトゥ」のオリジナルとなったF・W・ムルナウ版「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922)です。オリジナルとリメイク、どういうところが同じでどういうところが違うのか。

ノスフェラトゥ

ヴェルナー・ヘルツォーク監督1978年の名作「ノスフェラトゥ」です。吸血鬼にクラウス・キンスキー、美女にイザベル・アジャーニを起用しての幻想的怪奇的ドイツ表現主義的映像美で放つ華麗なる化け物映画。

スタンドアップ

1988年の実話を元に映画化されたセクシャルハラスメント訴訟を起こす女性のドラマ。暴力亭主から逃れて故郷ミネソタに移り炭鉱労働者となるジョージー(シャーリーズ・セロン)が男社会の職場で受ける屈辱。

ゴースト・オブ・チャイルド

数十年の昏睡から目覚めた女性、子育てノイローゼの母親、古い曰く付きの屋敷、そして儀式の謎。アナ・トレントを主演にお送りするスペイン名物オカルト・コンプレックスのゴシックホラー。

ノー・マンズ・ランド

ボスニア紛争が舞台。我々兵士。霧で何も見えない。あっ。ここ、敵陣じゃないの。ちょ、ちょ、うわ攻撃されたー。
馬鹿な紹介文ですみません。この映画、大傑作と認定しております。

ナイトライト

「ナイトライト 死霊灯」という映画がありました。「ライト/オフ」とは関係ありません。志の高い映画であると強く感じます。感じますが志のところまで到達しているのかというと、それはどうでしょう。若者たちが夜の森で恐ろしい目に遭うというお話です。

幸福の罪

幸福な家族に舞い込む事件と顛末。唐突に訪れるある事件のために、ある家族を不穏が包み込みます。家族や元家族の愛のドラマであり、犯罪と事件のミステリーであり、秘められた性癖の心理劇であり、裏切りとどんでん返しのサスペンス劇場であります。まあその、それだけじゃなく、いろんな意味で不可思議なチェコの映画。

デスドール

2010年のアメリカ映画「デスドール」は古来より伝わる考古学的遺物と呪い、そして可愛子ちゃんに兄弟に教授が関わる学園モノであり犯人捜しのミステリーでもあるという、一言で言うと呪いの学園ミステリー。