ほえる犬は噛まない
閑静な大型マンションを舞台に繰り広げられる・・・これは何と言えばいいのでしょう。ドラマ。としか言いようがないか。
ノンジャンルでキュートな素晴らしい作品。
閑静な大型マンションを舞台に繰り広げられる・・・これは何と言えばいいのでしょう。ドラマ。としか言いようがないか。
ノンジャンルでキュートな素晴らしい作品。
バク・チャヌク監督の「復讐三部作」の最終作….えっ。三部作なの。知らんかった。
ゾンビが蔓延した社会の6つの断片。オムニバスでお届けするゾンビと日常。
老齢の農夫と40歳にもなるくたびれ果てた牛のドキュメンタリー。
復讐の連鎖。悪魔は誰でしょう。
軍事政権下の韓国、1980年代に起きた連続猟奇殺人事件を題材に描くポン・ジュノ監督 渾身の一作。
田舎町で暮らす母と子の物語。壮絶で悶絶。ポン・ジュノ監督作品「母なる証明」
俳優ヤン・イクチュンが作り上げた渾身の長編映画監督デビュー作。取り立て屋のチンピラと強くたくましい女子高生の出会いと友情。暴力、貧困、家族、父と子、チンピラ、因果応報、人と人。
女性蔑視というか嫁差別が前提であるところの田舎の孤島における嫁残酷物語。
凄腕監督が怪獣映画を撮ったというので、どういうことかいな、と思って軽い気持ちで観てみると・・・
松本清張の原作。愛人が3人の子供を連れて押しかけてくる・・・
スタジオ・ジブリのアニメ映画「風立ちぬ」が公開されていた当時、煙草に関する議論が目についていました。それを思い出して、ちょっと今更だけど観てみましょうということでぐったり二日酔いの最中に観てみました。
引き籠もり女性が殺人事件を起こし家を出て逃亡。藤山直美の魅力全開のロードムービー。
大江健三郎原作の同名小説の映画化。障害を持つ兄妹の静かな生活。
「選挙」で自民党から出馬しどぶ板選挙に駆けずり回った山内和彦氏が、原発事故直後の川崎で再出馬、選挙運動を行わない選挙を戦います。
落下傘候補の山内和彦立候補者がドブ板選挙に駆けずり回る様子を密着したドキュメンタリー。これが日本の選挙。
恋人に去られたサラリーマンとその親友、彼と別れ泊まるところもない女の子、サラリーマンを振った側の女性、それから他の怪しい人々が絡み合い関わり合う一晩の出来事を描いた内田けんじ監督2004年の評判作。
大阪西成、釜ヶ崎を舞台に、変わり者たちがそれぞれいろんなことをやったりするカルト的な映画。
いろいろ詰め込みました的和製ホラー。
二千年以上語り継がれている悲劇「趙氏孤児」をチェン・カイコーが映画化。
杜撰な子育ての母親に育児を放棄され残された子供たちの暮らしと顛末を描く是枝裕和監督作品。実際に起きた事件を元に作られた映画です。
幼い頃に失明した女性が角膜手術を受け視力を取り戻して以降、どういうわけか死者の姿を見るようになります。
西川美和の監督デビュー作品。
「イップ・マン」の続編。一命を取り留めたイップマンが香港に渡り道場を開こうとするところから。
多くの道場が軒を連ねる中国武術の町、広東省佛山市の葉問(イップマン)の物語。カンフー・アクション映画の王道。
「羅生門」は1950年の作品だったんですって。すご。
想田和弘監督「精神」から10年くらい経ての「精神」の完全続編「精神0」です。引退されることになった山本医師に再びカメラを向けます。
「選挙」の想田和弘監督による岡山の精神科診療所「こらーる」の精神病患者、医師、スタッフなどに密着したドキュメンタリー映画。
昭和15年、戦争へと進む中、演劇や映画などの庶民の娯楽が規制されはじめていた頃のお話です。映画・演劇をはじめ、文化、娯楽、芸術、芸能を愛する全ての人がこの映画を観て感情を揺さぶられることでしょう。
「誰も知らない」の是枝裕和監督が業田良家の短編漫画を基に放つファンタジー。ダッチワイフが心を持つお話。
「生きる」です。何も言うことありません。
「片腕ドラゴン」の続編。これは凄い。なにがすごいって、こんな卑怯な主人公見たことない。
これほどの名作とは思っていなかった。
青年団と平田オリザ氏を追った想田和弘監督観察映画第三弾「演劇1」と「演劇2」は二本合わせて6時間弱の大作。こちらは「演劇2」平田オリザ氏の動きを徹底的に追います
青年団と平田オリザ氏を追った想田和弘監督観察映画第三弾「演劇1」と「演劇2」は二本合わせて6時間弱の大作。こちらは「演劇1」
高校生たちの群像劇風青春映画。桐島という男が部活をやめるというただそれだけのことが狭い世界で生きる高校生たちには大事件。桐島と近い位置にある友人から遠い位置にいる映画部員にまで、その影響が駆け抜けます。
原発問題+ドタバタ
古来からの異形の一族である狗神と、その狗神退治の宿命を背負って生まれた赤ずきん赤月紅子の死闘が繰り広げられます。友松直之監督による本当はエロいビデオ作品。
おなじみ筒井康隆「時をかける少女」を原案に用いた2006年風アニメ。
時事ネタをストーリーに組み込んだことで一部から好意的に迎えられた一見社会派職業人映画ですが悲しくなるほどの出来栄え「新聞記者」映画感想。この映画を気に入っている人は読まないでください。
夜中の小学校で繰り広げられるちょっとホラーなドタバタアクションアニメ。
一つの殺人事件を取り巻く人々の物語と、それから逃避行の物語。
渋谷のホテル街で女性が猟奇的に殺害されております。この犯罪に関わる女たちの官能事件簿。
恐ろしくも美しい4つの怪談。小林正樹監督による「怪談」1965年の名作。昔観た人の脳裏に焼き付いているはずです。
映画「希望の国」は、福島原発事故からほど遠くない時期に起きた再度の原発事故というSF的設定で、警戒区域ぎりぎりに家を持つ酪農家一家の人々がどうなっていくかを描きます。
1954年、溝口健二監督の「山椒大夫」です。森鴎外の小説を脚色して映画化、でも元はといえば説話「さんせう太夫」つまりお子さんにも馴染みの「安寿と厨子王」です。映像美の極致と言っていいでしょう。
1998年に刊行された中島らもの著作を原作に、俳優津川雅彦がマキノ雅彦の名で初監督した作品。
松子の生涯をポップに描きあげた作品。
「リング」で時の人となってハリウッドにまで行ってしまった中田秀夫のデビュー作にして日本ホラー映画最高の大傑作。
何にもない荒野で無意味な強制労働をさせられている罪人たちの餓えと絶望。
江戸時代に日本独自の暦を作るというプロジェクトに挑んだ安井算哲の物語。冲方丁のベストセラー小説を「おくりびと」の滝田洋二郎監督が映画化。
西川美和監督の4作目。火事で店を失った夫婦がある出来事をきっかけに「これで金集められる」と奮闘します。
中学1年生のとあるクラス。教師森口悠子(松たか子)が静かに語り始める告白を皮切りに起こる中学生たちのいろんなドタバタと顛末。
小林正樹監督1962年の「切腹」観ました。
熱帯魚店を営む男が巻き込まれる事件。
茨城県下妻市を舞台にした少女マンガ的お話。
世界に影響を与えたアクション大作。か弱きものとの関わりモノ、闘いモノ、人の心を揺り動かす娯楽作品のすべての基本がここにあります。
ビデオ作品「レイプゾンビ」です。何らかの原因により男が全員レイプゾンビと化してしまうという、いわゆるゾンビ系エロティックホラーというか、なんでしょうか。これ、何でしょうか。
湖畔の別荘での勉強合宿。そして殺人事件。ミステリに期待!
「リング」「らせん」のなんちゃってSFの続き物を無視してオリジナルの「リング」の続編を作っちゃいました。いいねえ。
呪いのビデオを見たら死ぬで〜。
岩井俊二監督によるメディアミックス的展開の果てに生まれた青春映画。田舎の中学生のミュージシャンへの傾倒、虐めと犯罪、現実の暗部とネット。
「呪怨」の清水崇監督がお届けするファンタジーホラー。クリストファー・ドイル撮影、満島ひかりに香川照之と、なんとなく良さそうな雰囲気を漂わせた作品ですがさてどうでしょうか。
ハイカラ弟と地味な兄。帰省中に起こる重大事件が兄弟にのしかかる。葛藤と疑心暗鬼のミステリー。
奥崎謙三に密着した凄すぎるドキュメンタリー映画。
戦時のある事件の真相を追って人を訪ね歩き問い詰めていく奥崎先生。サスペンスフルな進行にも引き込まれ、徐々に明らかになる戦時の生々しい恐怖はホラー映画も顔負け。
どこかの島にやってきた女性とその島の住民。
民事介入暴力専門の女弁護士の活躍。
「マルサの女」の続編。今回は怪しい宗教法人に切り込みます。
ご存じ伊丹十三「マルサの女」
実直な巡査の竹田(菅田俊)が刑事に選抜昇任、面倒を見てもらった上司のために裏の仕事も引き受けるようになり、徐々に警察組織に染まっていく。警察の実態を数々の実例を元に真正面から描いた社会派ドラマ。
震災を受けて脚本を書き換えたと言われる園子温監督の「ヒミズ」は、少年と少女、震災後の被災者たちの物語。園子温映画のキャスト総出の力作。
井筒和幸が監督生活35周年を記念して放つ青春暴力映画。
1968年を舞台にした京都の高校生たちの青春映画。
イラクへ行ったことにより国内で大バッシングを受けた人物をモデルに描いた作品。
とある病院の奇想天外な住民(?)たちのファンタジー。
ドキュメント風演出とネットを使ったメディアミックスプロモーション。今更の「ブレアウォッチ」の二番煎じ・・・
1993年「ヌードの夜」の続編。何でも屋の男が巻き込まれるどろどろ女の事件。
昭和風家族をファンタジックに描いた作品。カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞受賞。
かつて無医村だった僻地医療に従事する医者(笑福亭鶴瓶)が失踪する。
「お葬式」で高評価を受けた監督デビュー作2作目。食と性のハードボイルド。
ご存じ北野武の才能を世に知らしめた処女監督作品。北野バイオレンスの原点。
暴力と沖縄。ファンの間で評価が高いバイオレンス作品。
宮本信子演じるスーパー主婦が不人気店スーパーを建て直すために奮闘。
ことあるごとに作られ続けている「ゴジラ」の最新作は新ネタを含む今風ゴジラでテンポの良さとパワフル特撮で見応えある一作。
江戸川乱歩「芋虫」を原案に、戦時のグロテスクな夫婦を描く。
本木雅弘が「納棺夫日記」を読んで感銘を受け製作に奔走した逸品。死体に化粧を施す納棺夫の舞のような美しさ。
画家になること。画家であること。美術家の生態を面白可笑しく恥ずかしく描いた作品。
有名キャストが全員ヤクザで悪者で罵声をたたきつける「アウトレイジ」のこちらはパート2。「アウトレイジ」から5年後だそうです。
アクション映画のすごいやつ!
インド映画は娯楽映画の百貨店。
些細なすれ違いが大きく膨らみみんなが雪崩れるソシアルドメスティックミステリードラマの近代映画最高峰。
自爆テロを行う側からの目線で描くパレスチナ問題。二人の青年と社会・紛争との関わり。
2003年、フセイン政権崩壊直後のイラクで旅する祖母と孫。戦地から戻らない息子を僅かな手がかりで探す女性イブラヒムと、顔も知らない父が残した笛を手にする少年アーメッドは、ヒッチハイクをし、バスを乗り継ぎ、イラクの北の果てから南の果てまで旅します。
アリ・フォルマン監督によるレバノン戦争を題材にしたアニメーション・ドキュメンタリー。
イスラエルに到着したエジプトのアレクサンドリア警察音楽隊。目的地を間違って砂漠近くの小さな街に到着してしまう。
危険地帯「ゾーン」へのツアコン、ストーカーと呼ばれる案内屋が作家と科学者を引き連れて進みます。タルコフスキーの超傑作、文芸哲学ハードコア社会心理精神分析ホラーSFの金字塔「ストーカー」はこちらです。
アンドレイ・タルコフスキーの名を世界にとどろかせた「惑星ソラリス」です。意思を持つ海が広がる惑星ソラリスの宇宙ステーションにやってきた科学者クリスが体験する摩訶不思議な出来事。
リマスター出ましたので記念に観ます。
ブルガリアの近代史を背負う祖父と、共産党政権時代にドイツに移った娘夫婦の子、つまり孫の物語。
エミール・クストリッツァ監督1995年作品。怒濤のユーゴ近代史を総括するミクロでマクロで悲惨で可笑しく、戦慄で驚愕でコミカルで歌と踊り、リアリズムを超えたリアリティとファンタジーを超えたファンタジー、超が付く現実、人間と動物と大人と子供と社会の喧噪と狂乱、映画史に刻まれる20世紀末の一大傑作。
第二次大戦末期。ラップランドの湖の畔で出会う男女3人のコミュニケーション不全と調和。