スペイン一家監禁事件
ヨーロッパ中で多く起こっていると言われている犯罪、押し込み強盗を真っ向勝負で描いたスーパーナチュラルクライム最悪系映画。越してきたばかりの裕福なご家庭に強盗がやってきます。これは来ます。これはかなりぐーっと来ます。覚悟しいや。
ヨーロッパ中で多く起こっていると言われている犯罪、押し込み強盗を真っ向勝負で描いたスーパーナチュラルクライム最悪系映画。越してきたばかりの裕福なご家庭に強盗がやってきます。これは来ます。これはかなりぐーっと来ます。覚悟しいや。
クリント・イーストウッド監督・主演、2000年のSF映画です。何でこれを今観てるんでしょう。わかりません。
「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督、ギレルモ・デル・トロ製作総指揮、サラ・ポーリーとエイドリアン・ブロディ出演。豪華メンバーでお届けするアレもコレもと詰め込んだクリーチャーSF。
「将来仕事のために留学せよ」とそそのかされ、スペイン留学を決意する青年グザヴィエ(ロマン・デュリス)。医師夫妻宅の居候を経て各国留学生たちとの共同生活へ。「猫が行方不明」のセドリック・クラピッシュによるEU統合型青春映画。
精神病院を退院させられ、故郷であるロンドンのとある地にある療養施設に世話になることに。少年時代を過ごした土地に舞い戻った主人公の、少年の記憶と現在が錯綜する。
ポン・ジュノ監督がフランスの人気コミックを原作としたSF娯楽大作をハリウッドのビジネスとして作るという、まるで信用ならないこの映画、見もせずに決めてかかってはいけません。相当な面白さでポン・ジュノやっぱり天才。
オーストラリアで1999年に発覚し世間を賑わせた殺人事件についての実話ベースの物語。リアリズムの技法で徹底的に描く貧困と正義と暴力。ずっしり重苦しく、胃がごろごろ言うような不快感と絶望を感じて気分が落ち込むこと請け合い。
ジェニファー・コネリーを観るためだけに鑑賞したら良作で驚いた。
恐ろしい子を養子にしてしまうロシアのホラー「ストレイ悲しみの化身」は映像処理ばかりで中身スカスカ系の残念映画ですが残念映画から学べることもあります。
2004年に公開された人形劇ムービー。操り人形の操られた人生。
仮釈放管理官の男(ロバート・デ・ニーロ)、受刑者ストーン(エドワード・ノートン)、ストーンの妻(ミラ・ジョヴォヴィッチ)管理官の妻(フランセス・コンロイ)らが奏でるクライムスリラー心理劇。
大型スーパー内のD.P.Eショップに勤めるサイ・パリッシュ(ロビン・ウィリアムズ)は自分の仕事に誇りを持ちお客本意の接客を行う優良店員。でも孤独で思い込みの強い神経の張り詰めた男。
危険地帯「ゾーン」へのツアコン、ストーカーと呼ばれる案内屋が作家と科学者を引き連れて進みます。タルコフスキーの超傑作、文芸哲学ハードコア社会心理精神分析ホラーSFの金字塔「ストーカー」はこちらです。
精神科医サムが受け持つミステリアスな患者ヘンリーは自殺予告とともに姿をくらませる。
1988年の実話を元に映画化されたセクシャルハラスメント訴訟を起こす女性のドラマ。暴力亭主から逃れて故郷ミネソタに移り炭鉱労働者となるジョージー(シャーリーズ・セロン)が男社会の職場で受ける屈辱。
ポール・ヴァーホーベンの奇跡の名作「スターシップトゥルーパーズ」の悲しい3作目。
ジョージ・ルーカスが監督しない「スター・ウォーズ」の新シリーズが始まりまして、「フォースの覚醒」が2015年に公開、2017年にはエピソード8が控えていて、その前に番外編みたいな「ローグ・ワン」ってのが公開されまして、それなりに盛り上がっていた2016年年末ですが、レイア姫のキャリー・フィッシャーが急逝されました。
「スター・ウォーズ 最後のジュダイ」はジョージ・ルーカスの手を離れた新シリーズの2作目で2017年に公開していました。
スター・ウォーズシリーズの最後を飾る作品。
心優しい看護師キャロライン(ケイト・ハドソン)が老夫婦の住む屋敷に住み込みで働くことに。夫人から、屋敷の全ての扉を開く合い鍵(スケルトン・キー)を預かります。これは傑作。
斬新メタホラーの快作として一世を風靡した「スクリーム」シリーズの続編。「スクリーム3」から10年、同窓会的な完全な続編でスクリーム節も健在な「4」はどんなでしょう。
一風変わった学園もの映画「スクールズ・アウト」は何を描こうとしたのか
バンドをクビになったロック野郎がひょんなことから名門私立小学校の代用教員に。餓鬼どもにロックを叩き込むぜ。
フィリップ・K・ディック「暗闇のスキャナー」を原作としたアニメーション映画。ただのアニメーションではなく、俳優が演じた映像を一コマ一コマ丁寧にトレースするという風変わりな作風。リアルと非リアルの妙な融合が麻薬にまつわる内容とマッチしております。
フランソワ・オゾン監督のことを「映画技法の百貨店や〜」などとふざけて言ってますが2003年の「スイミング・プール」なんかはまさにそういうのが実感できる作風です。やや行き詰まり気味の女流作家サラ(シャーロット・ランプリング)が出版社社長の持ち物である南仏の別荘を使わせてもらうことになり落ち着いて執筆活動をしようととした矢先に現れる社長の娘、奔放なジュリー(リュディヴィーヌ・サニエ)です。
宮本信子演じるスーパー主婦が不人気店スーパーを建て直すために奮闘。
マクドのスーパーサイズを食べ続けたらどうなるかと馬鹿な実験やりました。
妻に逃げられ絶望した男がスーパーヒーローになって小悪党を痛めつけるというヒーローパロディ系アクション映画。最終目標は妻の奪還。
大統領予備選にまつわる選挙事務所サスペンス。リベラルで男前の州知事に付いて予備選で勝たせようと頑張る選挙スタッフのあれこれ物語です。野望と理想を抱く若きエリートコンサルタントの仕事ぶりをドキドキドラマで展開。
オーストラリアのホラー・ミステリー映画です。エイドリアン・ブロディが精神科医を演じます。途中までは面白いんですが、比較的どうでもいい映画の一つ。
時事ネタをストーリーに組み込んだことで一部から好意的に迎えられた一見社会派職業人映画ですが悲しくなるほどの出来栄え「新聞記者」映画感想。この映画を気に入っている人は読まないでください。
雪山で墜落した飛行機を発見。その中に大金を発見する。ハンク、兄ジェイコブ、その友人ルーの3人はその金を自分たちのものにするためのシンプルな計画を立てるのだが。。
バク・チャヌク監督の「復讐三部作」の最終作….えっ。三部作なの。知らんかった。
困窮に追い込まれた老夫婦の選んだ人生の選択。軽妙、コミカルに描く老人ハードボイルド(ほんとか?)
1980年代ミラノ近郊。精神病の患者たちの組合が自主的に仕事を始めて地域社会との共存を実現していく過程を描いた実話的な物語。
ハリウッドの名ダンスコンビ、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのそっくりさん芸人であるアメリアとヒッポが30年ぶりにクリスマスのテレビ特番に出演することになって再会します。
フェデリコ・フェリーニ1985年の小粋な作品。
マッカーシズム旋風荒れ狂う1950年代ハリウッド。アカ狩りの弾圧を受ける映画人の苦悩と勇気を描く。
ファッションデザイン界の大物トム・フォードが初監督したのは愛を失った男の失意と再生の物語。
ガダルカナル島の闘いを舞台に兵士たちの姿を描いた戦争映画。
罪の街シンシティの片隅では今日も男たちの愛と復讐の物語が渦巻いている。洒落た映像と迫力の演出と癖のあるスター総出で繰り広げるぶっ飛びハードボイルドの快作!
ことあるごとに作られ続けている「ゴジラ」の最新作は新ネタを含む今風ゴジラでテンポの良さとパワフル特撮で見応えある一作。
第一次世界大戦直前、北ドイツの小さな村で連続する不可解な事件と村の不穏を描くミヒャエル・ハネケ最新作にして大傑作。2009年第62回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の「白いリボン」がようやく順次地方公開。
アキ・カウリスマキが「浮き雲」の次に撮ったのは、台詞のない夫婦の悲喜劇「白い花びら」。
6年前の恋の街、彼女の面影追い求め、イケメン青年カフェ通い、目に映るのは美女ばかり、恋に恋する情欲を、掻き立てるかの街の顔、路面電車に路地裏に、生活臭に労働に、闊歩しまするシルビアの、まぶしいばかりの後ろ付き。
「死霊のはらわた」のリメイク。製作にサム・ライミとブルース・キャンベルが名を連ねています。
ロメロのオリジナルゾンビ3部作三作目。破滅の最後戦争。
これもあれですね、前作「ゾンビ」と同様、日本で公開された時、肝心なシーンをカットしたりサウンドのトラックが抜かれていたりと、けっこう編集されていたそうですね。
実在した心霊研究夫婦を扱った真っ当オカルト映画「死霊館」のパート2、こないだ日本で公開していました。「インシディアス」が大好きですが「死霊館」もたいそう印象が良い。それでパート2も観なければ。というかぜひ拝見させてください。で、観ました。これは力入ってます。
超常現象の調査と解決するエドとロレインの夫婦研究家の1971年の事件簿を元にした映画。本気かつ真っ当、真正面から取り組むど真ん中オカルト映画。
中東を舞台にしたCIAの暗躍をえぐり出す群像劇。
「リング」で時の人となってハリウッドにまで行ってしまった中田秀夫のデビュー作にして日本ホラー映画最高の大傑作。
アフリカ各地で起きている内戦の現実を直視。戦場にかり出される少年兵たちをリアルに描き出す「現実突きつけ系」映画。
8人の医学生が雪山を訪れ山小屋に寝泊まり。さて問題です。友人たちが携帯圏外の山小屋へ行く映画は?「13日の金曜日」正解だがあの時代は携帯がない。じゃあ「死霊のはらわた」?
後の「少林サッカー」で大ブレイクしたチャウ・シンチーの96年の料理を題材にした作品。
「籠の中の乙女」「ロブスター」「聖なる鹿殺し」のヨルゴス・ランティモス監督が18世紀初頭のイギリスを舞台に女王陛下と二人の女官のどろどろ愛憎劇を描き倒す「女王陛下のお気に入り」です。
少年が残酷な弓を射るという話です。
社会と人間を描かせたらこの人たちの右に出るものがいないという、ジャン=ピエールとリュックのダルデンヌ兄弟、この巨匠兄弟監督の2011年新作はやっぱり受賞の「少年と自転車」です。揺さぶられてください。
ルーマニアで起きた事件を題材にした物語。閑静な林の屋敷に引っ越してきたフランス人夫婦に襲いかかる正体不明の悪意。
悲惨な目に遭って生き延びたちびっ子クルド人少女ヘジャルと、妻を亡くした老人がひょんなことから出会います。社会的背景を持つちびっ子と老人の映画です。ちびっ子と老人映画にめっぽう弱いMovieBooです。これは来ました。これはぐっと来ましたよ。たまらん。これはもうたまらん。これべた褒め。
映画館の設置も禁止されているサウジアラビア初の女性映画監督による長編映画ということで話題だった「少女は自転車にのって」は、自転車が欲しい少女ワジダのちょっとした物語。
親友が殺され、世俗的に容疑者扱いされる少女ドロレスの苦悩。アルゼンチン/メキシコ製作、ガエル・ガルシア・ベルナルが出演してあげています。
妻と浮気相手を殺害した罪でショーシャンク刑務所に入れられた銀行家。
ペドロ・アルモドバル監督2016年の映画「ジュリエッタ」は母親のシンプルな物語ながら油断ならない細部が充満、しかも注目のふたりの女優さんも出演。
2017年のグザヴィエ・ルグラン監督作品「ジュリアン」です。離婚夫婦の親権についての映画、DVの香りもします。DV即ちドメスティック、かつバイオレンス。
1982年の同名絵本を原作として製作されたアドベンチャー・ファンタジー。
ナチ占領下の北フランスが舞台。二児の母で戦地の夫を持つマリーが行った仕事と顛末。
「主戦場」は安易に想像していたのと違って知的でロジカルでドラマチックでミステリアスで面白さと知性に満ちた傑作ドキュメンタリー映画でこれは所謂必見系の外してはならない映画の一つ。
なんと主人公は僕だったというサスペンスでコメディでファンタジーな不思議な物語。
「呪怨」のハリウッドリメイク「THE JUON 呪怨」の続編。感染爆発。
クエンティン・タランティーノの西部劇。奴隷問題をテーマに映画を作りたかったそうですが、もちろん真面目に社会問題を扱うわけがなく、黒人賞金稼ぎのずびずば映画です。超面白いとしか言いようがないしわーわー言って楽しむ以外に術がない天下の娯楽超大作。
日本で夏に公開していた2016年版「ジャングル・ブック」はとてもよい映画でした。商品化もされ年末お茶の間で楽しむ人もたくさん。
精神疾患のある犯罪者を収容する孤島の施設。一人の女性が消え、連邦保安官が相棒と共にこの島に降り立つ。
旅の途中、フェリーで消えた我が子を探す母親の執念と孤独を描くスパニッシュ・ホラー・スリラー。
「ジャケット」2005年の映画。湾岸戦争での怪我で記憶障害の後遺症を持つ元軍人が、ある事件に巻き込まれたことで精神病院に送られ、拘束衣(ジャケット)を着せられ矯正の実験治療を受けることに。素晴らしいが最悪の映画、その訳は・・・
怪匠ダリオ・アルジェントが描くミラノで起きる連続殺人事件。美女ばかり狙う猟奇犯罪に、被害者の姉と専門警部が挑む。
茨城県下妻市を舞台にした少女マンガ的お話。
ケン・ローチ監督2014年の「ジミー、野を駆ける伝説」は1930年代アイルランドの実在の人物ジミー・グラルトンを描いた作品です。ジミー・グラルトンとはどんなひとでしょう。こんなひとです。
軍人の父親を持つ少年が見知らぬ土地で出会うフェンス越しのパジャマを着た少年。
ジプシーが出演しジプシーの言語をも採用したことでも話題だったエミール・クストリッツァ1988年の「ジプシーのとき」はいろんな意味でジプシーブームの先駆けでクストリッツァ史的にも重要な起点となった特別な一本。
23歳にして余命2、3ヶ月と宣告された女性が考える「私がいない私の人生」
リオデジャネイロのスラムを舞台にしたストリートチルドレンやギャングたちの抗争。貧困と暴力と麻薬。そして血の中の知力と文化。実話を元にした実録小説の映画化。
米国合衆国の医療制度をテーマにしたドキュメンタリー。
研究者エミリー(クロエ・セヴィニー)がとある政府機関にやってきた。そこで彼女に見せられる実験室の映像。
シチリア州バーリアを舞台に時代を駆け抜ける男の半生。時代、人生、家族、社会、故郷。ジュゼッペ・トルナトーレが渾身の思いで綴る一大走馬燈物語。「シチリア!シチリア!」2009年。
世界に影響を与えたアクション大作。か弱きものとの関わりモノ、闘いモノ、人の心を揺り動かす娯楽作品のすべての基本がここにあります。
大江健三郎原作の同名小説の映画化。障害を持つ兄妹の静かな生活。
多重人格の存在を認めない精神科医カーラは、あるとき同じ精神科医の父親からデヴィッドという患者を紹介される。
実力あるシェフがレストランをクビになりフードトラックから出直そうというお話。2014年「シェフ 三つ星フードトラック始めました」は最高に気分が良くなり食欲が増す楽しい映画のチャンピオン。
ベトナムから帰還して以来、どうも様子がおかしい。「1971年のあの日に何かが起こり、軍はそれを隠している」
19世紀の古典小説「ジェーン・エア」の映画化21世紀キャリー・ジョージ・フクナガ版。
キャリアウーマンが婚約者の実家訪問。実家の家族は・・・
時は1970年代後半。大手傘メーカーの社長夫人が「Potiche(飾り壺)」ではない人生を歩み出すお話。70年代テイストたっぷりのコミカル人情仕事ドラマ。カトリーヌ・ドヌーヴ始めスター共演による程よく力の抜けた逸品。フランソワ・オゾン天才。「しあわせの雨傘」
独裁者の幼年期を描くという映画「シークレット・オブ・モンスター」はブラディ・コーベット監督気合の一本です。最初興味ありませんでしたが興味が出てきたので観ました。この映画の感想、それはもういろいろ複雑です。
若い主婦が子育て鬱の不満を溜め込んだあげくに逃避行しちゃうという映画「エスケープ」はジェマ・アータートン以外に何か価値があるのか
「マジカル・ガール」のカルロス・ベルムト監督2018年「シークレット・ヴォイス」は母と娘、唯一無二と模倣、夢と挫折、スペイン歌謡堪能型ずっしり系の物語。
「サウルの息子」で度肝を抜いたネメシュ・ラースロー監督の新作「サンセット」が公開され、観る者を混乱に陥れていました。取り扱い要注意の映画体験。
1954年、溝口健二監督の「山椒大夫」です。森鴎外の小説を脚色して映画化、でも元はといえば説話「さんせう太夫」つまりお子さんにも馴染みの「安寿と厨子王」です。映像美の極致と言っていいでしょう。
鬼才マリナ・ドゥ・ヴァンによる童話「親指トム」の物語。「親指トム」の原作としてペロー版を採用、ややダーク、でもしっかりファンタジー。
煙草業界の広報部長、エリートでヤッピーのニック・ネイラーのお話。
フランコ政権末期、反政府活動を行う青年サルバドール・プッチ・アンティックを描いた実話ベースの物語。
「猿の惑星」の多分「新」と「征服」をリメイクというか解釈し直した新生「猿の惑星」は真面目路線。