アメリカン・アニマルズ

「これは真実の物語を元に作られた映画ではない」との文言が映し出されて映画が開始します。直後に一部の文字が打ち消され、「これは真実の物語 である」となります。おおっ。何やら強気で来ました「アメリカン・アニマルズ」です。

コンビニ・ウォーズ〜バイトJK VS ミニナチ軍団〜

ケヴィン・スミス監督2016年の「コンビニ・ウォーズ〜バイトJK VS ミニナチ軍団〜」は「Mr.タスク」の完全スピンオフで力の抜けた珍作ですが観るべきところもいっぱい!

ポイズン あるスキャンダルの秘密

夫の自殺が引っかかり真相を究明しようとベルギーに滞在するも実際には何もせず変態世界へ足を踏み入れる変な未亡人の青春白書「ポイズン あるスキャンダルの秘密」です。1991年の映画「ポイズン」とは関係ありません。

女王陛下のお気に入り

「籠の中の乙女」「ロブスター」「聖なる鹿殺し」のヨルゴス・ランティモス監督が18世紀初頭のイギリスを舞台に女王陛下と二人の女官のどろどろ愛憎劇を描き倒す「女王陛下のお気に入り」です。

キラー・メイズ

冴えない男が作ったダンボールの迷路は中に入るととっても広いんです。映画「キラー・メイズ」はダンボールクラフトを楽しむクラフト・ファンタジック・ソリッド・シチュエーション・ホラーコメディ。

ロックダウン

ソリッド・シチュエーション・マカロニ・ハイテクカー・砂漠で母の孤独な戦い映画2016年「ロックダウン」です。ハイテクカーに子供を乗せたまま外に出たらうっかりロックがかかってしまい手も足も出ません。

ドクター・エクソシスト

アーロン・エッカート主演の映画「ドクター・エクソシスト」は、やや添加物過多で混ぜすぎ注意のホラーおやつ。悪口は筆が乗るぜ。悪気はありませんけど褒めてはいません。

オレの獲物はビンラディン

ラリー・チャールズ監督の「オレの獲物はビンラディン」は実話を基にしたコメディ。実話を基にしたといわれてもラリー・チャールズですから真に受けていませんでした。でもほんとでした。旬は過ぎてるけど良い映画。

ルイスと不思議の時計

「ルイスと不思議の時計」というファンタジー映画ですが監督がイーライ・ロスというので「何それどういうこと?」と少し興味を持ちましたが良くない予感もしたのでそのまま放置していました。でも思い出したので観ました。

チューリップ・フィーバー

17世紀のオランダを舞台にした史劇。史劇といってもシェイクスピアでも史実でもなく小説「チューリップ熱」(デボラ・モガー著)の映画化。信頼のジャスティン・チャドウィック監督によるドラマドラマしたドラマをご堪能。面白いよ!

デーモン・インサイド

コリン・ミニハン監督・脚本によるスリラー「デーモン・インサイド」という印象の薄い放題が付いていますが「What Keeps You Alive」”生き続けるもの” という、これコリン・ミニハン久々に良作やってくれました。

ある女流作家の罪と罰

「ある女流作家の罪と罰」は、社会生活不適応者の作家が高名作家の手紙を捏造する犯罪に手を染めるお話。本人の自伝を基にした映画で、これとてもいい。

主戦場

「主戦場」は安易に想像していたのと違って知的でロジカルでドラマチックでミステリアスで面白さと知性に満ちた傑作ドキュメンタリー映画でこれは所謂必見系の外してはならない映画の一つ。

タッカーとデイル

スプラッタ映画とコメディ映画の華麗なる融合、主人公デコボココンビと大学生たちの死闘、可愛子ちゃんあり血しぶき残虐あり、ほのぼのハートウォーミングあり、誤解と偶然ドキドキサスペンス、娯楽の殿堂、楽しい時間は保証付き。「タッカーとデイル」は2010年カナダからの素敵な贈り物。

ウルフ・アット・ザ・ドア

ジョン・R・レオネッティ監督による世にも恐ろしい犯罪の映画「ウルフ・アット・ザ・ドア」です。ホラー好き猟奇好き血みどろ大好きMovieBooですが良心も僅かに残されています。「ウルフ・アット・ザ・ドア」の感想は二重人格のように真っ二つ。

ZIPPER/ジッパー エリートが堕ちた罠

議員にもなろうとかという真面目なエリート検察官がひょんな事から高級娼婦の遊びを覚えてしまってさあたいへんという「ZIPPER」は、パトリック・ウィルソンの持ち味も全開でのびのび演じる実はわりとイケてる映画。

トム・アット・ザ・ファーム

グザヴィエ・ドラン2013年の「トム・アット・ザ・ファーム」は話の流れで恋人の実家に居座ることになる青年の話で、ヒリヒリしたりドキドキしたりする人間関係の話ですが、怖い部分も秘めていたりもします。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒

ジョージ・ルーカスが監督しない「スター・ウォーズ」の新シリーズが始まりまして、「フォースの覚醒」が2015年に公開、2017年にはエピソード8が控えていて、その前に番外編みたいな「ローグ・ワン」ってのが公開されまして、それなりに盛り上がっていた2016年年末ですが、レイア姫のキャリー・フィッシャーが急逝されました。

ヴィジョン 暗闇の来訪者

交通事故のPTSDから立ち直っていない妊婦さんが旦那と共に葡萄畑でワインを作ろうと田舎に越してきます。のどかないいところに見えますが奥さんはちょっと不安です。一人で家にいますと妙な物音を聞いたり人の気配を感じたり恐怖を体験します。

アンフレンデッド

「アンフレンデッド」はもちろん劇場公開映画ですが、Macの画面だけで完結する世にも豪快な新発想POVで映画の常識を翻す SNS ホラーなる攻撃的作品。しかしその実シナリオに懲りまくったオーソドックスな会話劇でもあり完成度の高いプロットに観るものは引っ張られ手玉にとられ阿鼻叫喚の必須必見映画。

死霊館 エンフィールド事件

実在した心霊研究夫婦を扱った真っ当オカルト映画「死霊館」のパート2、こないだ日本で公開していました。「インシディアス」が大好きですが「死霊館」もたいそう印象が良い。それでパート2も観なければ。というかぜひ拝見させてください。で、観ました。これは力入ってます。

ナイトライト

「ナイトライト 死霊灯」という映画がありました。「ライト/オフ」とは関係ありません。志の高い映画であると強く感じます。感じますが志のところまで到達しているのかというと、それはどうでしょう。若者たちが夜の森で恐ろしい目に遭うというお話です。

デッド・ハンティング

「デッド・ハンティング」というどこかで聞いたような邦題のこの映画は、三人の男女が狩りを楽しむために山奥にやってきて恐ろしい目に遭うという、どこかで聞いたような設定のホラー・スリラーです。感想はまあ普通かな。でも普通ってのも悪くないです。

デスドール

2010年のアメリカ映画「デスドール」は古来より伝わる考古学的遺物と呪い、そして可愛子ちゃんに兄弟に教授が関わる学園モノであり犯人捜しのミステリーでもあるという、一言で言うと呪いの学園ミステリー。

バーニー/みんなが愛した殺人者

葬儀ディレクターにして街の人たちからも慕われているバーニーという名の男の物語です。冒頭、死に化粧のノウハウとその心構えを講義するシーンから。実話を元にしており、そして事件を扱う物語です。

グランド・イリュージョン

イリュージョニストたちのグループが派手に振る舞うファンタジー系犯罪ジェットコースタームービーの「グランド・イリュージョン」はシリーズ物でこれが1であるという。

世界侵略のススメ

マイケル・ムーア2015年の話題作「世界侵略のススメ」は各国の良い部分を盗んで米国に持ち帰ろうというコンセプトで諸外国の羨ましい良いところをまとめて紹介する“痛快かつ深刻な世界まるごといいとこレポート我が身を省みて絶望と希望の混濁に泣いて笑ってドキュメンタリー”の快作。

マネー・モンスター

生放送中のテレビ番組「マネー・モンスター」に乱入してジャックする一人の若者。番組に乗せられて株買って大損して自暴自棄の犯人は司会者に爆弾を着せ自分の言葉を放送するよう要求します。ジョディ・フォスター監督によるテレビジャックのドキドキサスペンス。

ラザロ・エフェクト

大学の研究チーム、蘇生可能な血清の開発に成功するものの外部に漏れて成果を根こそぎ奪われてしまいます・・・。ジェイソン・ブラム製作によるSFホラースリラーちょっぴりサイコや記憶系覚醒系生死感系ありの楽しいおやつ「ラザロ・エフェクト」はラザロ兆候とは関係ありません。

牡蠣工場

「牡蠣工場」の公開を制作中から楽しみにしていて、せっかくだから公開されたら撮影地となるべく近い街に旅行がてら出向いてそこで観るのだと決めていたのに具合の悪い時期と重なってしまい、しばらく後の地元京都での上映まで待たねばなりませんでした。

ペーパーマン

イマジナリーフレンドものですが見えない友人を飼っているのはちびっ子じゃなくて作家のおじさんで、そのイマジナリーフレンドはキャプテン・エクセレントというヒーローです。2009年のハートフル系小品。

スポットライト 世紀のスクープ

新聞記者たちのスクープに関する実話ベースの職業ドラマ、トム・マッカーシー監督の「スポットライト」は優しい目線と職業人への尊敬が滲み出る良質なドラマ。

ロブスター

「籠の中の乙女」のヨルゴス・ランティモス監督2015年の映画「ロブスター」は有名スター共演の英語ドラマでジャンル不詳の偏執狂的批判的ニュータイプニューウェーブSFディザスターラブロマンス行動心理学ナンセンスコメディの怪作にして傑作。地獄とギャグで逆接的愛の証と生きる意味。

クリーブランド監禁事件

記憶にも新しい(かもしれない)オハイオ州クリーブランドの誘拐監禁事件を描いた映画です。感想があっちこっちに広がりまくります。

MAMA

精神状態の悪い父親が幼い姉妹を雪深い山小屋へ連れて行って放置、その後の娘たちがどう育ったか。新人アンディ・ムスキエティの短編をギレルモ・デル・トロが気に入り、製作総指揮で長編映画化したホラーファンタジー。

ヘイトフル・エイト

「ジャンゴ 繋がれざる者」に引き続き雪の西部が舞台の「ヘイトフル・エイト」は一癖も二癖もある連中が服飾店内で繰り広げるミステリーでバイオレンスで言葉の駆け引きと疑心暗鬼と緊張感。大人のためのソリッド・シチュエーション・アクション・バイオレンス・ゴア・スラッシャー・西部劇。

チャイルド44 森に消えた子供たち

1950年代のソ連を舞台にした連続殺人のミステリースリラー。子供が犠牲になる猟奇連続殺人事件と揉み消しにかかる国家権力、元孤児で国家保安省エリートのレオ(トム・ハーディ)が事件や国家に対峙します。トム・ロブ・スミス「チャイルド44」の映画化。

靴職人と魔法のミシン

下町の靴修理職人が先祖伝来のミシンを使って靴の修理をして試しに履いてみたところ靴の持ち主に変身してしまうという、童話のようなファンタジックコメディ。「扉をたたく人」のトム・マッカーシー監督作品というのできっとただ事ではないはずです。

ハッピー・ボイス・キラー

動物との会話、猟奇殺人、終わった町、面白い人々やお店。マルジャン・サトラピが監督を引き受けたコミカルホラースリラー「ハッピー・ボイス・キラー」は個性的な一本で、映画製作におけるひとつの大勝利。

ピクセル

80年代初頭のビデオゲームのキャラが地球に侵略してきて、それに対抗できるのは当時のゲームチャンピオンたちしかいない、ってんで集められて地球の危機を救うためにレトロゲームな戦いを繰り広げる40歳代かつてのゲーム好きが歓喜するお楽しみアクションSFファンタジー。

グリーン・インフェルノ

環境活動の学生がアマゾン奥地のジャングルで原住民に捕まって食われます。モンド映画や食人族映画へのオマージュにとどまらず、新たな価値観と斬新かつ巧みなストーリー展開にて近年映画史上最高峰の大傑作。

V/H/S ファイナル・インパクト

手持ちカメラ視点(POV)によるホラー系オムニバス「V/H/S」シリーズの三作目。「モンスター」のジャスティン・ベンソンとアーロン・ムーアヘッド、ジワジワ系監督ナチョ・ビガロンドが参加しているので観ないわけにはいかない本作ですが、パート3の悪夢にうなされる割とどうでもいい1本。

V/H/S ネクストレベル

POVの技法を用いたホラー監督たちの競作。メインストーリーの中で次々に再生されるVHSテープの短編というユニークな方式の「V/H/S」パート2。今回はベテラン監督も登場してパワーアップしてますか。

バージニア その町の秘密

シングルマザーのバージニア(ジェニファー・コネリー)は息子と二人暮らしで奇行が目立つ変わった女性です。閉鎖的な海辺の街で暮らす母親と息子のアンチ・ホームドラマ

イット・フォローズ

感染者にしか見えない「それ」がじわじわと追ってくるという悪夢っぽいホラー要素に性と青春要素を絡めた現代的なニュータイプ青春ホラー映画にて大ヒットの2014年「イット・フォローズ」で甘酸っぱい恋と恐怖をご堪能。

V/H/S シンドローム

POVの技法を用いた若手ホラー監督たちの競作。メインストーリーの中で次々に再生されるVHSテープの短編というユニークな方式の本作はオムニバスというよりアンソロジーの装い。若さと勢いに満ちた監督たちの力作。

モンスター 変身する美女

ジャンル映画へのチャレンジ、ホラーと青春ラブロマンスの完全融合「モンスター 変身する美女」は傷心の男と不思議女子によるイタリア湯けむり恋の逃避行。

ゴーン・ガール

結婚五年目の記念日、旦那が家に戻ると争ったあとがあり妻がいない。旦那真っ青。警察を呼びます。失踪と事件の両面から捜査する警察、騒ぐマスコミ。ギリアン・フリンの同名小説を本人が脚本化、デヴィッド・フィンチャーが監督、ベン・アフレックとロザムンド・パイクが夫婦役の2014年傑作ミステリー。

グッド・ライ

1983年に勃発したスーダン内戦による難民の物語。スーダンからケニアの難民キャンプまで旅をした少年たちがやがて難民を受け入れ移住させる計画を実施していたアメリカに渡ります。「ぼくたちのムッシュ・ラザール」のフィリップ・ファラルドーが監督。

ブルー・リベンジ

ありそうでなかった斬新特殊な切り口のバイオレンス映画「ブルー・リベンジ」を観た後は、新しさとは何か恐怖とは何か才能とは何かそして友達って何だろうとあれこれ渦巻いて予期せず良い映画観た心底いいの観たほんと良かったとわりと絶賛。

ヴィジット

インディーズに近い製作で原点回帰というか初心に帰ってというか久々のM・ナイト・シャマランによるオリジナルスリラー映画が突然公開されるってことで、取りいそぎもちろん観に出かけます。会ったことのない祖父母のおうちに遊びに行く姉弟のお話。これ最高っ。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ

デビュー間もない頃から才能を発揮しまくっていたウェス・アンダーソン監督の長編三作目にあたる2001年「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」観ました。かつて天才ファミリーと脚光を浴びながらその後崩壊してしまった家族、20年後にまた家族としてやりなおそうではないかと策略を練る父親です。言うことなし。とことん面白い。

スノーピアサー

ポン・ジュノ監督がフランスの人気コミックを原作としたSF娯楽大作をハリウッドのビジネスとして作るという、まるで信用ならないこの映画、見もせずに決めてかかってはいけません。相当な面白さでポン・ジュノやっぱり天才。

ラスト・エクソシズム2 悪魔の寵愛

「ラスト・エクソシズム」の続編、パート2です。近頃この手のパート2が立て続けに出ております。さてこの「ラスト・エクソシズム2」は完全に前作の続きです。ですが映画のテイストは全く異なります。なかなか挑戦的なパート2です。

ヒューマン・レース

街の人々がどこかわけのわからない場所に連れてこられて競争させられます。最下位で差を付けられたり、ルートを外れたり、放棄したり、そういうことすると無残に殺されます。

インポッシブル

家族旅行中にスマトラ島沖地震による大津波に遭ってしまった家族のドラマです。監督がJ・A・バヨナと聞き何が何でも観なければと観た「インポッシブル」は並みのファミリー映画とは訳が違います。

コズモポリス

金融界で成功した若き実業家がオフィス代わりに使用して引き籠もっているリムジン世界内に現れる幻惑的エピソードで綴る文芸的破滅物語。デヴィッド・クローネンバーグ2012年の警告。

プライズ ~秘密と嘘がくれたもの

母親と7歳の娘が海風吹きすさぶ掘っ立て小屋で暮らします。母は厳しい表情、子は・・・ちびっ子映画の快挙を堪能できる凄いやつ。映画はずっしり辛い系です。

ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~

巨大な堤防によって隔絶された南部のバスタブ島に暮らす少女の物語。「ハッシュパピー」は若手監督が良作を引っさげて業界を驚かせた貧困とファンタジーのちびっ子映画。

ウルフ・オブ・ウォールストリート

実在したブローカー、ジョーダン・ベルフォードの自伝「ウォール街狂乱日記」の映画化。若くして億万長者になってその後逮捕されるまでの酒とドラッグとセックスの狂乱絵巻。