親切なクムジャさん
バク・チャヌク監督の「復讐三部作」の最終作….えっ。三部作なの。知らんかった。
バク・チャヌク監督の「復讐三部作」の最終作….えっ。三部作なの。知らんかった。
復讐の連鎖。悪魔は誰でしょう。
軍事政権下の韓国、1980年代に起きた連続猟奇殺人事件を題材に描くポン・ジュノ監督 渾身の一作。
田舎町で暮らす母と子の物語。壮絶で悶絶。ポン・ジュノ監督作品「母なる証明」
女性蔑視というか嫁差別が前提であるところの田舎の孤島における嫁残酷物語。
恋人に去られたサラリーマンとその親友、彼と別れ泊まるところもない女の子、サラリーマンを振った側の女性、それから他の怪しい人々が絡み合い関わり合う一晩の出来事を描いた内田けんじ監督2004年の評判作。
西川美和の監督デビュー作品。
渋谷のホテル街で女性が猟奇的に殺害されております。この犯罪に関わる女たちの官能事件簿。
インド映画は娯楽映画の百貨店。
1968年から74年にサンフランシスコで起きた実在の未解決事件「ゾディアック事件」に取り憑かれた人間たちを描く。
才能ありまくり「ビューティフル・ダイ」のアダム・ウインガード監督「サプライズ(You’re Next)」は2013年の秋に国内でも公開して話題沸騰のぶっ飛びの恐怖系スリラー。両親の結婚35周年を祝う別荘の晩餐会に襲いかかる覆面の殺人集団。優れた演出と抜群のセンスでわーわー見せます。
ジョン・R・レオネッティ監督による世にも恐ろしい犯罪の映画「ウルフ・アット・ザ・ドア」です。ホラー好き猟奇好き血みどろ大好きMovieBooですが良心も僅かに残されています。「ウルフ・アット・ザ・ドア」の感想は二重人格のように真っ二つ。
殺人事件に関与すると疑われているハッキング犯罪グループの一員ベンヤミンが警察に出頭し自白を始めます。徐々に明らかになる事件の全容。翻弄系トリッキー系どんでん返し系若年層向け系ゲーム系クライムサスペンス「ピエロがお前を嘲笑う」で心地よく騙されてね。
コリン・ミニハン監督・脚本によるスリラー「デーモン・インサイド」という印象の薄い放題が付いていますが「What Keeps You Alive」”生き続けるもの” という、これコリン・ミニハン久々に良作やってくれました。
かつて子役時代と成人時代で人気が逆転した華やかな世界のジェーンとブランチの姉妹。その後は年を取り隠居して人知れず豪邸に住んでいます。名作の呼び声と共に、あぶり出されるのは全開の楳図っぽさ。
少年が残酷な弓を射るという話です。
地方テレビ局の社長は貪欲に刺激的な番組を求めており、そんな彼がある時出会う暴力と官能の映像ビデオドロームの虜になってまいります。
クローネンバーグの名を轟かせたご存じニューウェーヴサイバーパンクSFホラーの礎的作品。
国際会議で起こった狙撃事件を、同時刻の8人による視点で描き出す。
POVの技法を用いた若手ホラー監督たちの競作。メインストーリーの中で次々に再生されるVHSテープの短編というユニークな方式の本作はオムニバスというよりアンソロジーの装い。若さと勢いに満ちた監督たちの力作。
爆弾犯人に爆弾の在りかを吐かせるための尋問。ただし普通の尋問とは違って、ちょっとアンシンカブル(考えられない・受け入れ難い)な尋問です。
「96時間」で渋い親父アクションを見せたニーアム・ニーソン主演の謎サスペンス。監督がジャウマ・コレット=セラっていうのでこれは注目。
わぁ。脱線大事故だ。乗客みんな死んだ。あれ?おれだけ生きてるよ。どういうこと?なんでなんで?
フランシス・フォード・コッポラが比較的地味で文芸路線の三部作をこっそり世に放ちましたが、この「Virginia/ヴァージニア」は虚構を強く意識したホラーっぽいミステリー。三部作の真打ちにして最強の一本。素晴らしい出来映え。あっぱれコッポラ。大興奮。大好物。
親子三人ができたての豪邸に住んでいます。そこに現る武装強盗団。「おいこら金庫を開けろ」「いやだ」
ニコラス・ケイジとニコール・キッドマンが夫婦役でゴージャスに共演のファミリーサスペンス。
ダコタちゃんがさらわれて、皆があたふたします。なかなか後を引く娯楽サスペンス。
ダニー・ボイルが「トレインスポッティング」「シャロウ・グレイブ」の脚本ジョン・ホッジと久しぶりに組んだスタイリッシュミステリースリラー。めっちゃかっこよくておもろい。やってくれたぜぼくらのダニー・ボイル。
大学のレスリングチームが東欧へ遠征。主人公たちは夜遊びして予定の列車に乗り遅れ、親切な女性に教えてもらった別の列車に乗ってみんなの後を追います。待ち構えているのはもちろん恐ろしい殺人列車の恐怖。1980年の「テラー・トレイン」のリメイク。
グザヴィエ・ドラン2013年の「トム・アット・ザ・ファーム」は話の流れで恋人の実家に居座ることになる青年の話で、ヒリヒリしたりドキドキしたりする人間関係の話ですが、怖い部分も秘めていたりもします。
最初はショーン・ペンがオカマの役かな、と思ったらそうではなくて、かつてスターだったロックミュージャンという設定。金はあるけど仕事は辞めてしまってる、けど恰好は昔のまま。この駄目っぷり豊かな元ロックスターが父の死をきっかけにある目的を持って旅に出ます。トーキング・ヘッズの名曲「This Must Be the Place」をタイトルに据えての、何もかもが魅力の一風変わった作品。
ジョン・カーペンター久々の監督作品は精神病院に収容される美少女のサスペンスホラー。
放火して呆然としている美少女クリステンが警官に捕獲され精神病院に入院させられるところから始まります。
動物との会話、猟奇殺人、終わった町、面白い人々やお店。マルジャン・サトラピが監督を引き受けたコミカルホラースリラー「ハッピー・ボイス・キラー」は個性的な一本で、映画製作におけるひとつの大勝利。
インディーズに近い製作で原点回帰というか初心に帰ってというか久々のM・ナイト・シャマランによるオリジナルスリラー映画が突然公開されるってことで、取りいそぎもちろん観に出かけます。会ったことのない祖父母のおうちに遊びに行く姉弟のお話。これ最高っ。
>名作「悪魔のいけにえ」(1974:トビー・フーパー)の続編、というか過去に遡り殺人鬼の「誕生秘話」みたいな設定の2006年の新作。企画モノの一過性作品かと思って侮っていたら大間違い。ジョナサン・リーベスマン、舐めてました。ごめんなさい。
「マーターズ」のパスカル・ロジェ2012年の「トールマン」です。トールマンって何マン?トールマンは子をさらう怖い人ですよ。
「パージ」がどんな映画かも全く知らずに気軽に見始めて、油断していたらあまりの面白さにワオッってなります。どうやらかなりヒットしてシリーズ化もされている人気作品の模様。
過去の因縁によって競い合う二人のマジシャン。「メメント」のクリストファー・ノーランが放つ怪作。
映画スタジオの重役グリフィン・ミルに脅迫の絵はがきが届きます。きっと却下された脚本家の仕業だろう。。ロバート・アルトマンが贈るメタ映画の代表作。
指名手配中の男が咄嗟の嘘で逃げ込んだ住宅街の豪邸。家の主は親切にもてなしますが強盗が本性を現す頃、この家の主もまた本性を現し始め、不条理極まりない夜が始まります。
[REC]の脚本家ルイス・ベルデホ初監督。「パンズ・ラビリンス」のイヴァナ・バケロが出演。ヘビエル・ナバレテによる音楽、どういうわけかケヴィン・コスナー主演。何だかゴージャス。
眠れない。痩せていく。なんでだ?どういうこった?という映画
大学の研究チーム、蘇生可能な血清の開発に成功するものの外部に漏れて成果を根こそぎ奪われてしまいます・・・。ジェイソン・ブラム製作によるSFホラースリラーちょっぴりサイコや記憶系覚醒系生死感系ありの楽しいおやつ「ラザロ・エフェクト」はラザロ兆候とは関係ありません。
研究者エミリー(クロエ・セヴィニー)がとある政府機関にやってきた。そこで彼女に見せられる実験室の映像。
50年代の西テキサス。まじめで皆に好かれる保安官助手ルー(ケイシー・アフレック)が、苦情を受けて町外れの売春婦ジョイス(ジェシカ・アルバ)に警告をつげに出向く。
「ジャケット」2005年の映画。湾岸戦争での怪我で記憶障害の後遺症を持つ元軍人が、ある事件に巻き込まれたことで精神病院に送られ、拘束衣(ジャケット)を着せられ矯正の実験治療を受けることに。素晴らしいが最悪の映画、その訳は・・・
リー・ワネル原案・脚本・監督による「透明人間」。見えない男を描くこの映画の「見えない」ことに関する優れた脚本と女優の力量。
街の人々がどこかわけのわからない場所に連れてこられて競争させられます。最下位で差を付けられたり、ルートを外れたり、放棄したり、そういうことすると無残に殺されます。
「ムカデ人間」の続編、というか3部作(の予定)2作目「ムカデ人間2」です。映画「ムカデ人間」大好き男が「よしおれもムカデ人間を作ろう。しかも12人で」と決めたかどうだか、とにかく人を集めて繋げようとしています。
人間を手術で繋げてムカデ人間を作ろうとするマッド・サイエンティストとその餌食。残虐系スリラーの話題作。最初からシリーズであるとぶちあげてます。
77年「サランドラ」をアレクサンドル・アジャがリメイクした荒野のスプラッタ・ホラー。残酷で残虐、恐怖と反撃。
家庭に入り込む逆恨み系女性のサスペンス劇場。
1993年の「危険な遊び」はイライジャ・ウッドとマコーレー・カルキンが子役でスリラーをやり遂げる記念碑映画。
息子を飛行機事故で亡くしたことから立ち直れない女性(ジュリアン・ムーア)が遭遇する息子の記録抹消事件。息子の写真やビデオ、思い出の品々が消え去った。何が起こったのか。
パージの4作目。4作目なんて何やるのよ、と思ったらシリーズあるあるの時間を巻き戻した最初のパージ、パージ0ですね。ネタバレありの感想文。
「アナザー・プラネット」で注目のブリット・マーリングの新作が環境テロと企業の話と聞いて大いにわくわくしていた「ザ・イースト」は悪くはないが期待しすぎは火傷の元。
核攻撃を受けて壊滅状態のニューヨーク。アパートの地下シェルターに逃げ込んだ男女9人の不安と不信の密室劇。ホラー要素も含めてのシチュエーションSFスリラー。監督が「フロンティア」のザヴィエ・ジャンです。
富豪の娘と二人の誘拐犯、3人の登場人物が繰り広げる事件と顛末。
「ディセント 2」の脚本家、J・ブレイクソンが自身の脚本を監督した気合いの一本。
過去の諜報活動に絡む秘密を描いたクライムサスペンスでありますが、作品の趣は過去の因縁やそれにまつわる葛藤を中心に据えており、比較的渋い仕上がりで見応えのあるドラマ系スリラー。
高級フレンチレストランに集う泥棒とその妻、学者やコックやチンピラや俗物たち、ゴージャスな料理と衣装に包まれたアーティスティックな画面に、どろどろぐちゃぐちゃの人間関係が渦巻く。欲望と快楽。
夫との帰省途中に拉致される臨月の若奥さん。怪しい工場でひとり気がつくと赤ちゃんは取り出され消えているというとんでもない状態に。ここはどこ。私の赤ちゃんはどこ。
1947年のハリウッド周りで起きた猟奇殺人事件を巨匠が描きます。
ソフィア・コッポラ監督が大スター共演にて女の園にやってきた兵士を巡る怪しく艶めしい映画を作りました。2017年カンヌ国際映画祭監督賞受賞作品。
1971年に起きたロンドンの銀行貸金庫強奪事件を映画化。英国史上最大の銀行強奪事件に当初は報道も過熱し大騒ぎに。しかしなぜか数日後事件は一切報道されなくなる。ヤバい系の報道統制ですね。実話系銀行系クライム・サスペンス。
時代は1920年頃、心霊現象やイタコ騒動のインチキを見破る孤立無援の女性フローレンスの元に、ある日寄宿学校の校長がやってきて、校内に出現する少年の幽霊について調査するよう依頼されます。イギリス発、ゴシックホラーミステリー。
論文に「映像における残酷」を選んだ女学生の残酷な物語。
大災害による終末の恐怖に囚われた男の物語。悪夢は災害の予知なのか、精神疾患なのか。家族のためにシェルターを整備します。
完璧な脚本、見事な演技、圧倒的な完成度。大絶賛。こんなの知らなんだ。なんだこれは。
フランソワ・オゾン監督のことを「映画技法の百貨店や〜」などとふざけて言ってますが2003年の「スイミング・プール」なんかはまさにそういうのが実感できる作風です。やや行き詰まり気味の女流作家サラ(シャーロット・ランプリング)が出版社社長の持ち物である南仏の別荘を使わせてもらうことになり落ち着いて執筆活動をしようととした矢先に現れる社長の娘、奔放なジュリー(リュディヴィーヌ・サニエ)です。
殺人事件の捜査のため田舎の警察へやってきたFBI捜査官のエリザベス(ジュリア・オーモンド)とサム(ビル・ブルマン)。悲惨な事件の生き残り三人にそれぞれ別室で事情聴取を行い、事件の全容を聞き出そうとする。
父親を亡くした直後に現れる異国帰りの叔父に惹かれる少女と母親。異彩ミア・ワシコウスカ演じる秘めた謎少女のサイコサスペンス仕立て少女小説ミステリー。監督には「オールド・ボーイ」パク・チャヌクが抜擢。怪しさ満開の「イノセント・ガーデン」
精神科医サムが受け持つミステリアスな患者ヘンリーは自殺予告とともに姿をくらませる。
孤独な老人が目撃する一つの事件。現実か、まぼろしか、老人呆けか、ホラーな技法で描いた老人文学映画の逸品。
インターネットでチャットしてて「笑いのために」と3回書くとスマイリーが現れてチャット相手を殺すという学内都市伝説。
奇妙で不思議な冒頭、予想だにしない事件、怪奇ミステリー、サイコサスペンス、フラッシュバックと因果、間合いとわびさび、映画史に残るラストシーン。ブライアン・デ・パルマの起こした奇跡。
「フッテージ」2012年の映画。一家で引っ越してきた家の屋根裏で見つけた8mmフィルムと映写機。主人公の作家がさっそくセッティングして見てみると一家惨殺のスナッフフィルム。しかも舞台は引っ越してきたこのおうち。うわ。こりゃやべー。と、家族に内緒で調査を開始するのであった。
若者たちがクラブでナンパした女の子の自宅、街からめちゃ遠いド田舎の屋敷へ遊びに行きます。出迎えるのはちょっと怖そうな使用人ジョセフ。やばそうなジョセフをヴァンサン・カッセルがノリノリで演じます。
キキ・ピカソの倅でアングラアーティストでもあるキム・シャピロン監督のデビュー作。
スペイン産スリラーでベレン・ルエダが出てて邦題の頭に「ロスト」が付くシリーズではないがシリーズみたいにリリースしているシリーズ、今回は「ロスト・フロア」をご紹介します。床が消える話ではありません。アパート内で、子供が消えるんです。
ヨーロッパ中で多く起こっていると言われている犯罪、押し込み強盗を真っ向勝負で描いたスーパーナチュラルクライム最悪系映画。越してきたばかりの裕福なご家庭に強盗がやってきます。これは来ます。これはかなりぐーっと来ます。覚悟しいや。
斬新メタホラーの快作として一世を風靡した「スクリーム」シリーズの続編。「スクリーム3」から10年、同窓会的な完全な続編でスクリーム節も健在な「4」はどんなでしょう。
SAWシリーズ6作目。最低の出来だった5を越えるのか、さらに劣化するのか、そこが見物。
SAWシリーズ5作目、もはやどうでもいい
SAWシリーズ4作目は疲労困憊
ソウシリーズ、7作目にして完結編らしいです。ただしタイトルは「Saw 3D」ってだけで、最後ともラストとも言っていません。これは逃げ道か。
SAWの3作目にして完結編。
奇抜な脚本と若い演出で注目されたSAWの続編。
銃乱射事件の被害者が銃の製造メーカーを訴える。どうなる裁判の行方。どうするアメリカ社会。
兵隊派遣の民間会社に所属し、イラク戦争やアフガニスタンに出向く傭兵たちにスポットを当てた「ルート・アイリッシュ」です。彼ら民間兵の無様で病んだ暮らしを描くケン・ローチの社会派鬱々ドラマ。
若い女ベティと初老の男ヴィクトールは色仕掛けを使って金を盗む詐欺師のコンビ。次のカモはスイスに集まる歯医者たちだ、っていうんで乗り込みますがベティが打ち合わせにない男とこそこそ遭っております。クロード・シャブロル1997年の「最後の賭け」はコミカルタッチの詐欺師サスペンス劇場。
老人がある目的を持って老人ホームを脱出、旅に出ます。老人のほのぼのロードムービーでしょうか。違います。
「リミット」で一躍スター監督に躍り出たロドリゴ・コルテスがロバート・デ・ニーロ、シガニー・ウィーバー、キリアン・マーフィーなど超スター俳優を上手く使いこなせるのか、大物たちを前にひれ伏すことになるのか、そっちの方がよほど興味深いのであります。
幸せそうな家族を装った北朝鮮のスパイ班、日々スパイ活動や暗殺などを行っております。お隣さんは喧嘩の絶えない資本主義の堕落を象徴する家族です。しかしスパイ班とて人の子であり人の親、隣家と接するうちにだんだんと・・・。基本コミカルな映画ではあるものの極めて深刻な物語が待ち受けています。
公開されて以来ソフト化されたことがなかった「幻の」と言われていたダリオ・アルジェントの初期作品。リバイバル上映とDVD化が実現。
「デッド・ハンティング」というどこかで聞いたような邦題のこの映画は、三人の男女が狩りを楽しむために山奥にやってきて恐ろしい目に遭うという、どこかで聞いたような設定のホラー・スリラーです。感想はまあ普通かな。でも普通ってのも悪くないです。
地味な国語教師のジュリアン、なぜか奥さんは超別嬪の編集者。そりゃ超ジュテームだわさ。しかしある日突然警察が乱入し奥さんが殺人事件の容疑者として捕まってしまう。何だ何だそんな馬鹿な何が起こったんだ。あれよあれよ。
美人妻アンナ(イザベル・アジャーニ)とその夫(サム・ニール)、変な愛人(ハインツ・ベネント)にその母親、ゲイ探偵に幼稚園の先生に怪しい連中、いろんな人が妄想と狂気に陥るホラーでスリラーでカルト的変な映画「ポゼッション」はポーランドのアンジェイ・ズラウスキー1981年の怪作。
美しいタイトル写真に優雅系フォントで「パフューム」香水って意味ですか。そして小さな文字で「ある人殺しの物語」
医療センターのエリート解剖医インターンたちによる堕落のゲーム。観ていて気分が悪くなる反モラル反道徳スリラー。死体にまみれてハイになったアンポンタンたちの遊びと顛末。
スペイン映画の話題作「ブラック・ブレッド」をやっと観ました。内戦終了後のカタルニア地方を舞台に描くクライム系複雑ドラマ。個性的な作品です。
「ハイテンション」のアレクサンドル・アジャ製作・脚本による地下駐車場OL閉じ込めホラー・サスペンス。
三人目の子供を流産した傷を癒すため、孤児院からエスターという少女を養子として引き取る。
「変態男」という邦題を付けられたこの作品、オリジナルタイトルは「凡人」です。ホラーでもスプラッタでも色物系低品質映画でもありません。
ヨーロッパの新鋭監督による変な路線の良作を日本に紹介する変態箱シリーズ、その中でも「変態村」と並ぶ屈指の出来映え。
大型スーパー内のD.P.Eショップに勤めるサイ・パリッシュ(ロビン・ウィリアムズ)は自分の仕事に誇りを持ちお客本意の接客を行う優良店員。でも孤独で思い込みの強い神経の張り詰めた男。
漁師の男が網を上げると女性が捕れたのでひっくり返って驚きます。
閉店間際のレストラン内で起きる事件を描いた映画「メイヘム殺人晩餐会」は、変な邦題をものともしない良作で観る価値大ありの絶賛映画。
イリュージョニストたちのグループが派手に振る舞うファンタジー系犯罪ジェットコースタームービーの「グランド・イリュージョン」はシリーズ物でこれが1であるという。
精神を病んだ女を描かせたら天下一品、才人マリナ・ドゥ・ヴァンが二大女優を病んだ女に貶める妙な映画。ひっそりとっくにDVD化されていた2009年カンヌ出品作品。
市民を撃ってしまったトラウマを抱える連邦麻薬捜査官、熱血漢警部補とコンビを組んで捜査を開始・・・・
恋人にふられた男がお隣さんの魅惑的な姉妹に「家具を動かすのを手伝って」といわれてついていきます。
ひとつの殺人事件を通して25年ぶりに再会した幼馴染みの3人の交錯した人生。
ヴェルナー・ヘルツォーク監督による怪っ態事件簿作品。でもって製作総指揮にデヴィッド・リンチの名が。息子よ息子よ、あなたはいったい何をした。
聾唖の主人公ビリーは撮影所の特殊効果スタッフ。彼女がモスクワのスタジオでスナッフ・フィルムの撮影を目撃してしまうことによって事件に巻き込まれるサスペンス。
広場恐怖症で閉じこもっている姉と、姉に厳しく監視されている妹が住むアパートの一室。ある日玄関先で倒れている男を助け招き入れたことから始まる恐怖の時間。アレックス・デ・ラ・イグレシア製作のサイコ・スリラー。
1969年。月面着陸失敗の保険としてスタンリー・キューブリックに偽物を作らせようとイギリスへ交渉に向かうCIA諜報員(ロン・パールマン)が偽プロデューサー(ルパート・グリント)に一杯食わされます。偽の月面着陸をでっち上げる映画人たちのドタバタとラリリ。コメディバイオレンスサイケデリックドラッグヒッピームービー「ムーン・ウォーカーズ」は予想外に面白くてすばらしくてわりと大当たり。
ソリッド・シチュエーション・マカロニ・ハイテクカー・砂漠で母の孤独な戦い映画2016年「ロックダウン」です。ハイテクカーに子供を乗せたまま外に出たらうっかりロックがかかってしまい手も足も出ません。
生放送中のテレビ番組「マネー・モンスター」に乱入してジャックする一人の若者。番組に乗せられて株買って大損して自暴自棄の犯人は司会者に爆弾を着せ自分の言葉を放送するよう要求します。ジョディ・フォスター監督によるテレビジャックのドキドキサスペンス。
ジャウマ・バラゲロ監督2011年の「スリーピング・タイト」は夜な夜な女性の部屋に忍び込む屈折した犯罪者を描くサイコスリラーで最大の気持ち悪さと同時に哀れと味わいをも堪能できる変態リトマス試験紙のような乙な作品。
究極の残虐、ぶっ飛び映画がやってきた。やあやあやあ。
山で生活をしているカルト集団から逃げだして姉夫婦のところに転がり込む少女マーサの現実と思い出。
マネキンしか愛せないマネキン人形修復士ですが愛するどころかとんだ猟奇殺人鬼で夜な夜な女性を付け狙い襲っては頭皮を剥いでマネキンに被せるというそういう男です。マニアックどころではありません。
マンハッタンのホテルにひとりの男がやってきて、部屋で食事をとったあと窓を開けて飛び降りる準備を始めます。ええっ?どういうこと?こういうことです。
新鋭カルロス・ベルムトの映画「マジカル・ガール」はオタク世代のニュータイプ・ノワールにして哀れを誘う踏み外し系人間模様にして新たなスパニッシュムービーの一つの境地。
美大生ばかりを狙った連続殺人事件の捜査に挑むレオン警視が辿り着いたのはビストロ「突然死」。この変な名のビストロに集まるこれまた変でおかしな面々。泥臭くて最高なビストロ物語と事件。
優等生の青年ルース君に関する映画「ルース・エドガー」です。戯曲を元に作られた個性的な一本。
ギレルモ・デル・トロのプロデュースで「永遠のこどもたち」の主な面々が結集したスパニッシュ・スリコン作品。これは期待してしまう・・・
ホラーっぽいスリラーですが、ずらずらずらーっと並んだ監督名、なんでしょうこれは。これはバルセロナ映画学校出身の若手監督12人による共同監督作品。オムニバスではなくて共同監督。誰が誰か、誰がどこを監督したのか、そういうことはわかりません。でもなんか楽しそう。
Ottoは逆さから読んでもOtto、Anaも同じく逆さからでもAna。
エクソシスト物のひとつです。悪魔に取り憑かれたのかはたまた病気なのか、辛い少女と、少女に関わる両親と悪魔祓い師の叔父さん。日常の悪魔憑き。
ペドロ・アルモドバル監督・脚本の「私が、生きる肌」は、壮絶かつ荒唐無稽、 SFかホラーか猟奇か狂人か、と、変態性豊かな愛の映画。
舞台は近未来2011年のスペイン共和国。老婆が殺害される事件で浮かび上がる美女の容疑者。しかしその実体は異端博士の新技術で整形された世界一醜い女だということが自然と解明されていきます。という話ですが、別の意味で実に興味深い一本でもあります。
神経を病んで家から出られない作家が可愛子ちゃん助手を監禁するスペイン産クライム映画「インサイド」はキモい男の屈折した愛と犯罪のじめじめ映画で文芸路線。
1980年、アンダルシア地方のどこか田舎の湿地帯(マーシュランド)、ここで少女二人の失踪事件が起こり都会から左遷されてきた二人の刑事が捜査します。根強く残る独裁政権時代の傷跡と置き去りにされた街。
ホテルで働くソニアと元刑事で警備員のグイドが出会い系パーティで知り合って仲良くなりまして、浮き浮き気分でグイドが警備を担当している邸宅に入り込んでいちゃついておりますと、そこに現れ出でたる押し込み強盗団の面々。夢のデートが一瞬で悪夢へと。愛とまぼろしのサイコ系ホラー系マカロニミステリースリラー。
不動産屋のセールスをしているおばちゃんが、ひょんなことから物件の一室で凄いものを手に入れ、それを巡ってアパートの住人との攻防が始まります。ブラックでコミカル、2000年「La Comunidat」(コミュニティ)というタイトルの傑作。
失業中の広告屋ロベルトが仕事を無心するも冷たくあしらわれ傷つき、やがて遺跡発掘現場をうろちょろしているとトラブルで転落、即死は免れますがたいへんな事故となってしまいます。アレックス・デ・ラ・イグレシア監督2012年の「刺さった男」は人間の尊厳と愛を描くソリッド・シチュエーション・串刺し・アクシデント・悲喜劇。これ凄くいい。
人里離れた古い持ち家を売却するために大掃除にやってきた父と娘、そして叔父さん。明日から作業だ、今日は寝ようということで寝ていましたら二階から物音が・・。屋敷に潜む何物かが襲ってくるホラーテイストスリラー。
さよならの置きムービーを残して消えた恋人。男は泣き崩れ、その後バーのウエイトレスと新たに出会います。家では奇怪現象がちらほらと。
一風変わった学園もの映画「スクールズ・アウト」は何を描こうとしたのか
ノック・ノック
まあ酷いタイトルを付けられたもんです。ごく普通のアイドルサスペンス。元弁護士の女性が連続殺人事件に首をつっこむ話です。カバーアートの写真ですが、こんなシーンはありません。
90年代のロンドンの音楽シーンで業界トップを目指す男の半狂乱の物語。ハチャメチャでデタラメ、悪事あり裏切りあり野心あり、成功失敗転落嫉み、何でもやります業界最低物語。
「父、帰る」のアンドレイ・ズビャギンツェフ監督2007年の「ヴェラの祈り」は圧倒的映像美で綴る文芸状家族のドラマで緻密に描く孤独と愛の夫婦関係でなおかつビックリ仰天サイコスリラーでもあるという意欲作。
「イントルーダーズ」は、ファンタジックでホラーテイストでスペインとイギリスの二つの物語で子供の読み物や物語の創作が骨子となるよいアイデアのスリラー。良いんですけど大したことない、大したことないけど悪くもない、褒めたいけど貶せない、微妙な作品。
デヴィッド・リンチ渾身の長編。幻想的分裂病的カオスにして複合パズル。緊張と恐怖、不安と悲哀で綴る実験的映画の大傑作。
郊外の別荘にやってきた家族3人。おや。明け方に変な物音が。やあこんにちは、ご近所のものです、どうぞよろしく。ところがこのご近所さん、こいつらちょっとヤバい奴らです。一家を襲う不条理スリラー、カナダからのお届けです。
ルーマニアで起きた事件を題材にした物語。閑静な林の屋敷に引っ越してきたフランス人夫婦に襲いかかる正体不明の悪意。
ベルナルド・ベルトルッチ1970年の「暗殺の森」は、ファシズムへ傾倒する精神的軟弱男の物語で精神分析的ファシスト研究であり、30年代イタリアとフランスの世相と風俗の映画であり、伝統様式から現代的な様々な技法を堪能できる芸術技法のカタログであり、超カッコ良くて痺れる映像満載の究極映画
ダリオ・アルジェントのサスペンス。観てしまった。なにこれ。
なんだかよくわからない状況から映画が始まり、気がつくとノンストップミステリースリラーサイコモーテルの怪しい連中に弄ばれ観ているこちらは右往左往。つかみどころがない面白さで一気に昇天。とても面白かったです。
郊外の大きな家に暮らす母親と双子の息子。母親は手術後のようで包帯ぐるぐる巻き、双子は外でよく遊び、家では厳しくしつけられておりまして・・・。包帯ママと双子たちのソリッド・シチュエーション・ニュータイプ・アート系・家庭内ホラー・スリラー。とことん恐ろしいです。
執筆活動のために一人森の奥の貸別荘にやってきた小説家ジェニファー。田舎の男どもが彼女に目をつけます。恐ろしいことが始まります。酷いことが起こりそうです。
真面目に勤めてきた仕事を失い人生に絶望した男が自死を決意するも上手くいかず、ついに殺し屋に自分殺害を依頼します。
アキ・カウリスマキ1990年の労働者階級サスペンス喜劇。
若者グループが迷い込む地図にない町アンブローズ。人気のない町の蝋人形館は蝋造形の素晴らしい美術館。超王道にて傑作ホラー。
「ホステル」のパート3です。ただしタランティーノもイーライ・ロスも関係していない上に、本国でも劇場公開なしのビデオ作品。それを踏まえて、期待せず優しい気持ちで観てあげようというそういう作品です。さて出来映えはどうでしょう。
スロバキアの恐るべき殺人システムを描いた「ホステル」のパート2。期待しましょう。
バックパッカーのアメリカ人のスケベ大学生が「美女とやりまくれる」という話に乗ってスロバキアへ向かう。
予告編はおろか公式サイト、果てはキャッチコピーにさえネタバレを含めた悪意ある配給の元で公開されたちょっと残念なサスペンス映画。
旅の途中、フェリーで消えた我が子を探す母親の執念と孤独を描くスパニッシュ・ホラー・スリラー。
幸せだった一家に突然の悲劇。その後一人娘はこの事件によるトラウマから心を閉ざしてしまい、見えない友だちチャーリーとだけ遊ぶようになる。心配する父親。どうなりましょう。
1954年に実際に起きた事件を題材にした二人の女子高校生の友情と愛と不安と幻想。
「実話に基づくフィクションである」とわざわざ断るようなことか?と思わなくもない「優しく殺して」は2003年スペイン産悪女的哀愁コミカルファミリーノワールの良質な一本。
出会い系チャットで知り合った14歳少女と32歳カメラマン。さっそく会うことになりまして、カメラマンの自宅兼スタジオに場所を移します。エレン・ペイジとパトリック・ウィルソン、たった二人の緊迫しまくる室内劇。駆け引き系心理系応酬サスペンスの大傑作。
一見「またこんなのか」と思われそうなホラーテイストシチュエーション犯罪サイコスリラーPOV映画の「ハングマン」ですが結構きつめのパンチを喰らうので舐めてかかってはいけません。
現代ビジネス版ハムレットということで、アキ・カウリスマキ作品の中では若干の変わり種。サスペンスフルで古典的でB級っぽい、真面目なのかふざけているのか。
結婚五年目の記念日、旦那が家に戻ると争ったあとがあり妻がいない。旦那真っ青。警察を呼びます。失踪と事件の両面から捜査する警察、騒ぐマスコミ。ギリアン・フリンの同名小説を本人が脚本化、デヴィッド・フィンチャーが監督、ベン・アフレックとロザムンド・パイクが夫婦役の2014年傑作ミステリー。
怪匠ダリオ・アルジェントが描くミラノで起きる連続殺人事件。美女ばかり狙う猟奇犯罪に、被害者の姉と専門警部が挑む。
スキー場に遊びに来た学生3人がリフトに乗っておりますとこれが止まります。おいおいいい加減にしろ早く動かせよ。最初は暢気に構えてますがだんだん事の重大さが3人にもわかってきます。雪山でリフト上に取り残される恐怖を描くソリッド・シチエーション・スリラー。これ良い出来です。
若者5人が海外脱出を謀る道中トラブル。小さな宿で落ち合うことに。ゴアでスプラッタ、残虐のフレンチ・ホラー。
1888年ロンドン。娼婦連続殺人事件が発生し、無気力警部のジョニー・デップが捜査にあたることになるが・・・。
クリストファー・ノーランのデビュー作品。無作為ストーカーごっこを繰り返していた作家志望の男が巻き込まれる事件。
若者という年齢からずいぶん経ったいい大人たちが若者ホラーの定番設定である人里離れた孤立したおうちに滞在して、そして事が起きます。何が起きるのでしょう。豪華キャストと豪華スタッフでお届けする極限状態の怪と消えゆくものの哀れ。
大企業に就職しようと難関をくぐり抜けた8人が最終試験を受ける。採用試験サバイバルシチュエーションスリラー。
我らがスサンネ・ビアの新作「真夜中のゆりかご」は、いつものテイストと大きく異なる夫婦と赤ん坊をめぐるミステリアスなスリラー。お話もスリラーだけど映画そのものもちょっとスリラー。
ポール・ヴァーホーベン監督がフランス映画を撮りました。ハリウッドでは演じる役者がいなかったというその役を世紀の大女優イザベル・ユペールが演じます。「ELLE」は恐怖の自宅で始まりほんわか墓場で終わる超絶なる逸品でこれぞ究極の女性映画。
裁判所を定年退職したベンハミンは、忘れようにも忘れられない25年前に扱った事件についての小説を書き始めています。かつての職場を訪ね、元上司のキャリア、イレーネと再会。25年前の暴行殺人事件について腑に落ちない思いを巡らせます。
ガソリンスタンドで財布を盗まれ、山道でいきなり銃撃され、逃げ惑ううちに森で道に迷い、もうどうすりゃいいの、と最悪の状況。正体不明の何者かに森で狙われるホラーテイストスリラー「NAKED マン・ハンティング」を行きがかり上、観ました。
海辺の孤児院で育ち里親に引き取られたラウラ。30年後、彼女は夫と子供と共にこの地に戻り、閉鎖されていた孤児院を買い取って障害児のための施設を開園しようと進めていた・・・
リフォームの改装工事をめぐるお隣さん同士のトラブルを描きますが、その家がル・コルビュジエが設計した家ということで、トラブルと名建築家の建物とおかしな人と摩訶不思議な出来事を堪能できるテーマ分散型不条理設定のモダンムービーにございます。そうとう面白い。
銀行支店長のカルロス(ルイス・トサル)が娘と息子を車で送ってから出勤しようとしていると携帯が鳴って「車に爆弾を仕掛けた。通報したり降りたら爆発する。金を口座に入金しろ」と脅迫してきてさあたいへん。安っぽい邦題とは裏腹に、19ノミネート4部門受賞の本気サスペンス。
死体安置所の警備員が何やらパニクった末にトラックに轢かれてしまう事件が発生。なになに、安置所から死体が消えた? 捜査する刑事、消えた遺体、消えた遺体の夫、謎が謎を呼びます。不穏な空気と予想できないストーリー展開、良質のスペイン産ミステリースリラーです。
スターを夢みる可愛子ちゃんローザが人気のない路地のコインランドリーで夜ひとりお洗濯です。あぶないよ。あぶないよ。こわいよ。こわいひとがくるよ。
亡くなったスター女優の遺体を病院の安置所で陵辱するとんでもないお話ですが、もしかしたらちょっと面白いかも思って、またあるいは、ついに全然おもろないスペイン映画と出会えるかもしれないと期待して、それで観てみました。ネタバレ満載でお届けします。
カップルがおります。週末綺麗な湖に行こう、君に見せてあげたくて。あら嬉しいわ行きましょう行きましょう。着いた。五月蠅いガキどもがいるな。ほっときましょうよ。ちょっと文句いってやるよ。ほっときましょうって。あっ。何てことを。ぎゃーっ。
ホラーテイストのミステリー・スリラー。ジャンルは「家族と新しい家」です。新しい家と言ってもボロっちい中古住宅ですが、幼い姉妹がいる4人家族は越してきたばかりのようです。何やら不穏な空気が家に漂ってます。なになに?以前ここで惨殺事件があったって?そんなの聞いてないよー。よーし調査開始。
恋はだましあい。映画はトリック。気軽なキスが運命を変え、誰かの視線が危険な三角関係を追う。人の心を踏みにじり、転がり続ける物語、二転三転怒濤の展開にお口あんぐりラブ&サイコ・スリラー・メタフィクションの変作。
昼はタクシードライバー、夜はホテルのフロント係、してその実態は、医師であり貧困な移民たちに医療措置を施す正義漢。しかし貧困と移民問題は思わぬ深みへと鑑賞者を引きずり込みます。
小学校教師ダニエルのもとに幼なじみっぽい神経質そうなマリオがやってきて「あの事故の件だ。娘に会ってくれ」と懇願。「断る。あの事故の話はなしだ」と冷たく追い払うダニエル。ダニエルとマリオの過去の事故とは何でしょう。そして、少女フリアが登場します。少女フリア超可愛い。でもダニエルの妻ラウラもとっても素敵。「悲しみのミルク」のプロデューサーでもあるアントニオ・チャバリアス監督脚本でお届けするホラーっぽいスリラーっぽい夫婦っぽいちびっ子っぽい映画。
飛び降り自殺の捜査をしていた刑事が現場目前のビル内のエレベーター事故とそこで発生した事件に直行することに。
M・ナイト・シャマランが自身のアイデアを若いスタッフに撮らせるプロジェクト「ザ・ナイト・クロニクル」シリーズ最初の作品。
低予算映画の殿堂、グラインドハウスへの競作オマージュ「グラインドハウス」のうちのタランティーノ版を再編集した独立版。
少女が麦畑で襲われ殺害されるというむごたらしい犯罪から23年が経ったある日、23年前と同じ場所で同じようなシチュエーションの少女失踪事件が起きます。
清く正しいキュートで可愛い変態娘の物語。
連なる箱のような部屋に監禁されちゃった。罠だ。ゲームだ。どうしましょ。
エクアドルでの子供ばかりを狙う猟奇殺人事件を追うテレビレポーターの思惑。社会派サスペンス。見応えあり。
米国で10年間にわたって起きていた「身体検査いたずら電話詐欺事件」を忠実に映画化。「こんなのにだまされるなんて」と一見誰もが被害者を小馬鹿にするような感想を持つかもしれないがそれこそ罠。そして「コンプライアンス 服従の心理」は映画作品としても最高の出来映え。
トム・クルーズが悪人を演じます。
バルセロナで実際に起きた老女連続殺人事件を元ネタにしたという
事件とそれを追う刑事のサスペンス劇場。
学生にモテモテの教授の妻が夫の不倫を疑い、偶然知り合った娼婦に「夫試し」を依頼します。これぞ官能ミステリー。
なんか「チルド」っていうタイトルの映画があったので、ただそれだけの理由で観てみました。
1950年代のソ連を舞台にした連続殺人のミステリースリラー。子供が犠牲になる猟奇連続殺人事件と揉み消しにかかる国家権力、元孤児で国家保安省エリートのレオ(トム・ハーディ)が事件や国家に対峙します。トム・ロブ・スミス「チャイルド44」の映画化。
アイルランド出身のエンダ・ウォルシュの戯曲を中田秀夫がイギリスに滞在して映画化。チャットルームに集う孤独な若者たちのドラマ。
おっ。知らぬ人から携帯にかかってきてSOSですよ。どうしよう。助けようか。
携帯電話を頼りに監禁された女性を救わんとする青年が意外にも頑張っちゃうお話。
「ブリジット・ジョーンズ」と「ローズ・イン・タイドランド」の夢の共演!
女性を殺し解体して肉にして冷蔵庫に保管して食べる男の物語です。普段は仕立屋の物静かな男で、この主人公をアントニオ・デ・ラ・トレが好演。監督は日本で初めて紹介されるマヌエル・マルティン・クエンカ。なんかちょっと曲者臭がある監督です。