ボーン・アイデンティティ,スプレマシー,アルティメイタム

チーム・アメリカでおなじみのマット・デイモンががんばるアクションサスペンス。よし、これ観てみよう。

Dr.パルナサスの鏡

テリー・ギリアムの空想が暴走しまくります。モンティパイソン時代を彷彿とさせるシーンもたくさん。これは、この人あれですね、自分史みたいなつもりですね。これはもはやファンタジー私小説。

エレンディラ

おばあちゃんと豪邸に暮らして女中のような扱いを受けているエレンディラは、過労と睡眠不足でうっかり火事を出してしまい豪邸は丸焼け、「この損害は計り知れないよ」と、おばあちゃんはエレンディラに売春で金を稼がせます。
ガルシア・マルケスの短編を映画化。美しく儚く強い少女エレンディラの物語。マジックリアリズムの大傑作。

ロルナの祈り

愛の社会派ダルデンヌ兄弟による移民の愛の物語。究極の愛と絶望。もしかしたら、この絶望感の中に強烈な愛を紛れ込ませましたか?ロルナの未来に、何か希望があるとすればそれは何ですか?

グッドナイト&グッドラック

赤狩り旋風吹き荒れる50年代のアメリカ、実在したニュースキャスターとスタッフが事実の報道のためにマッカーシズムに立ち向かうノンフィクションドラマ。

28週後…

ダニー・ボイルによる大ヒットブリティッシュホラー「28日後…」の続編。監督・脚本はスペイン出身のファン・カルロス・フレナディージョというひと。

レボリューション6

アナーキーな活動に身を投じていた15年前に仕掛けた爆弾がある日爆発する。現在は無残な負け犬として暮らす二人の主人公はこりゃヤバイっていうことでむかしの仲間に急遽連絡。

ザ・コーポレーション

企業って法人格という訳の分からない人格を持っています。この人格、一体何ものでしょうか。ドキュメンタリー映画というのはある種のジャーナリズムです。

堕天使のパスポート

昼はタクシードライバー、夜はホテルのフロント係、してその実態は、医師であり貧困な移民たちに医療措置を施す正義漢。しかし貧困と移民問題は思わぬ深みへと鑑賞者を引きずり込みます。

アイデンティティ

なんだかよくわからない状況から映画が始まり、気がつくとノンストップミステリースリラーサイコモーテルの怪しい連中に弄ばれ観ているこちらは右往左往。つかみどころがない面白さで一気に昇天。とても面白かったです。

ファニーゲーム

冗談抜きでたぶん史上最悪の映画。ミヒャエル・ハネケ監督の強烈な一本。犯罪のリアリティとは何か。虚構ならではの恐怖と何か。「ファニーゲーム」は映画史に突き刺さります。

チームアメリカ/ワールドポリス

テロとの戦いのためなら何でもやるチーム・アメリカ。おれたち世界の警察は正義のためなら爆破暗殺エロ攻撃、手段を選ばず即行動。リアルすぎる人形劇でぶっ放す超大作。「チームアメリカ ワールドポリス」を観てきたので感想文。

ゆきゆきて、神軍

奥崎謙三に密着した凄すぎるドキュメンタリー映画。
戦時のある事件の真相を追って人を訪ね歩き問い詰めていく奥崎先生。サスペンスフルな進行にも引き込まれ、徐々に明らかになる戦時の生々しい恐怖はホラー映画も顔負け。